SuryaNamaskar(太陽礼拝)であなたもヨギーニ生活!
始めましょう!
SuryaNamaskar(太陽礼拝)のポーズは身を伏して太陽に拝んだ一連の動作に由来します。しかし、アーサナの流れも様々あり、統一されたものはありません。ここでは、誰でも簡単に出来る動きをご紹介します。動きは様々でも、どれもみな伝統時には朝日に向かって動作します。1回目は右足から始め、2回目は左足から動作します。2回動作して1ランドと数え、4ランドを目安に動作しましょう。
また、この動作は12の姿勢に合わせ太陽の神聖さを讃えるマントラも唱え、太陽への感謝を表します。太陽礼拝の動きに慣れている人は、マントラを唱えながら行ってみてはいかがですか? 唱える時は、心の中で(マーナシカ)で唱えながら動作してみて下さい。心が集中し落ち着き、動作した後は、心身共にスッキリしているはずです。
【プラナーム・アーサナ】
マントラ:「オーム ミトラーヤ ナマハ」
両足を腰幅(握りこぶし1個か1個半)に保ち、胸の前で合掌します。軽く顎を引き、頭のてっぺんは天井に伸びるように、足の裏は床に沈ませるようにイメージして、姿勢を整えましょう。
マントラ:「オーム ラヴァイエー ナマハ」
息を吸いながら合掌の手を頭の上に伸ばし、足を曲げずに上体を上に引き上げるように意識し、反ります。
マントラ:「オーム スーリヤーヤ ナマハ」
息を吐きながら、上体を前に倒し手のひらを床につけ、手と足の指先を横一直線に揃えます。辛い場合は、膝を曲げましょう。首、肩、背中の力を抜くように。
マントラ:「オーム バーナヴェー ナマハ」
息を吸いながら右足を後ろに下げ、床を膝につけます。目線を上に顎を引き上げます。
マントラ:「オーム カガーヤ ナマハ」
息を吐きながら左足を後ろに引き、右足に揃えお尻を天井につき上げ、頭を両腕の間に入れるように目線は両足の間に。
マントラ:「オーム プーシュネー ナマハ」
息を吐きながら、両ひざを曲げ床につけ、胸、顎を床につけます。脇を閉じ、肩の力抜きましょう。
マントラ:「オーム ヒラニヤガルバーヤ ナマハ」
息を吸いながら両肘は脇にひきつけ、腕を伸ばし、両足の甲で床を押すようにし、両膝を床から浮かします。目線は斜め上に。
マントラ:「オーム マリーチャエー ナマハ」
息を吐きながら左足を後ろに引き、右足に揃えお尻を天井につき上げるし、頭を両腕の間に入れるように目線は両足の間に。
マントラ:「オーム アーディティヤーヤ ナマハ」
息を吸いながら右足を大きく前に踏み出し両手の間に置きます。左膝は床につけ、目線を上に顎を引き上げます。
マントラ:「オーム サヴィトレー ナマハ」
息を吐きながら、上体を前に倒し手のひらを床につけ、手と足の指先を横一直線に揃えます。辛い場合は、膝を曲げましょう。首、肩、背中の力を抜くように。
【ハスタ・ウッターナ・アーサナ】
マントラ:「オーム アルカーヤ ナマハ」
息を吸いながら合掌の手を頭の上に伸ばし、足を曲げずに上体を上に引き上げるように意識し、反ります。
マントラ:「オーム バースカラーヤ ナマハ」
両足を腰幅(握りこぶし1個か1個半)に立ち、胸の前で合掌します。軽く顎を引き、頭のてっぺんは天井伸びるように、足の裏は床に沈ませるようにイメージして、姿勢を整えましょう。
いかがですか? この動きを取ると全身がくまなくほぐされ、皮膚に血液が流れる感覚が分かるほど、体が繊細になります。また、全身の筋肉を使うので、最高のウォーミングアップ動作と言われています。是非、毎日の習慣にして、心身共に健やかな毎日を送って下さいね。