前のページでは、足のにおいが発生するメカニズムについて説明しました。それをふまえて、具体的な対策を考えてみましょう!
1.細菌の少ない、清潔な状態を保つ
こまめなケアはやっぱり欠かせません!
まずは、清潔な状態をキープするのが基本。入浴時には石鹸やボディソープを泡立てて、指の間までしっかり洗うようにしましょう。また、見落としがちなのが爪まわり。伸びた爪の内側や爪の両側の部分には、予想以上に汚れがたまっています。爪ブラシなどを使って、入念にケアしましょう。
また、細菌の繁殖を抑えるため、お出かけ前やオフィスでの休憩時間などに、殺菌効果のある足用のデオドラントスプレーを使うのも効果的です。
2.古い角質を取り除く
足裏にたまった角質は、細菌の大好物。スクラブ剤を使ったり、軽石やフットファイルでやさしくこするなどして、こまめにオフしましょう。
3.ブーツ内のムレを最小限に抑える
乾燥剤(シリカゲル)を入れておくのも効果的
通気性を確保するのが難しいブーツ。できれば長時間履きっぱなしにせず、こまめに湿気を逃がすようにしたいもの。可能であれば、オフィスでは通気性の良い靴に履き替えると良いでしょう。
また、吸湿性の高いインソール(中敷き)は、汗を吸い取ってブーツ内の環境を快適に整えてくれます。消臭効果のあるインソールを活用するのもおすすめです。
そして、汗を吸ったブーツは、なかなか一晩では乾きません。何足かをローテーションして、一日履いたら翌日は休ませるなど、同じブーツを連続して履かないようにすることもポイントです。
外出先でにおい発生! 緊急事態の対処法は?
それでも、外出先などで足のにおいを感じたら? まずはにおいの原因となる汗や汚れをとりのぞくことが先決です! 化粧室に駆け込み、ふき取りシートなどで足をふき取ってから、足用のデオドラントスプレー(いざという時のために持っておくと安心)をひと吹きしましょう。その後、足をしっかり乾かしてからブーツを履くようにしてくださいね!