ワード重要テク10選(2012年度版)
テク01:覚えておきたいアンドゥ操作(2003/2007)
ワードの操作を間違ったとき、それを取り消すのが「アンドゥ」です。どんなワードのベテランもミスをします。大切なのはそのフォロー。アンドゥ操作を知っているかどうかで、作業効率は大きく変わるのです。たいていのことは取り消すことができるので、心理的な負担もぐっと減りますよ。テク02:ワードの貼り付けオプションを活用しよう
ペースト(貼り付け)は、クリップボードの文字や画像を貼り付ける機能です。「貼り付けオプション」は、このペーストをちょっとだけ便利にしてくれる機能です。たとえば、色の付いた文字を貼り付けたあと「文字だけで色はいらないのになぁ」と一度でも思ったことがあるなら、きっと役に立つはずです。テク03:ワードの段落スタイルで見出しを設定しよう
ワードで文書を作るときは「段落」を意識することが大切です。段落とは[Enter]キーで区切られた文章のまとまり(改行から改行までのまとまり)のことです。そして、「段落スタイル」とは、この段落に対して設定するスタイルのこと。一度、段落スタイルを設定したら、文書全体のデザインをワンタッチで切り替えられるようになるので、とても便利ですよ。テク04:ワードの文書を段組みにしよう
ちょっと長めの文章は、段組みにすると読みやすくなります。1行の文字数が減って、視線の動きが小さくなるからです。ワードなら、とても簡単に文書を段組みにできます。文書全体はもちろん、一部分だけを段組みにするのも簡単ですよ。テク05:ワード文書をPDFファイルにする
PDFファイルは、いろいろな場面で利用します。官公庁の提出書類もPDFファイルが多いですし、ビジネスで利用するケースもたくさんあります。こうした事情から、ワードで作った文書をPDFファイルにすることも少なくありません。でも、大丈夫。ワードなら、作った文書を簡単な手順でPDFファイルに変換できます。テク06:ワード文書にYahoo!やGoogleの地図を貼り付ける
Word 2010には、Windowsの画面を切り取って画像として文書に貼り付ける機能があります。この機能を使えば、Yahoo!やGoogleの地図も簡単に文書に取り込めます。案内ハガキやチラシを作るとき応用できますので、ぜひ参考にしてください。テク07:文字が勝手に変換される!? ワードのお節介の予防対策
ワードで文章を入力していると、ときどき「あれっ?」と驚くことがあります。入力した覚えのない記号が入力されたり、知らないあいだに字下げが行われていたりするんです。じつは、これ、ワードがあなたのためを思って自動的に実行した結果です。人によっては「お節介機能」と呼びます。何がお節介なのかは、記事をご参照ください。テク08:ワードで画像挿入後、自由に動かせない?(2003/2007)
画像やクリップアートを挿入したあと、ドラッグして動かそうとしても自由に動かせない……なんで?! そんな経験をした方は多いと思います。でも、それにはちゃんとした理由があるんです。もちろん対策も。詳細は記事をどうぞ。テク09:ワード文書の行間が広がるのはなぜ?(2003/2007)
フォントや文字サイズを設定したとき、行と行のあいだが妙に広がってしまった経験はないでしょうか。なんだかスカスカというか、間が延びた印象になって気持ち悪いのですが、これはワードの癖のようなもので、ちゃんと対策はあります。行間の詰まった文書を作りたいときは、参考にしてください。テク10:ワードのはがきウィザードで作る年賀状
もう12月、年賀状の準備はしましたか? 年賀状作成ソフトを持っていれば問題ないと思いますが、持ってなくて作る時間もなさそう……という方におすすめの記事です。Word 2003を前提にしていますが、Word 2007/2010でも、[差し込み文書]タブの[作成]で[はがき印刷]ボタンをクリックすれば、同じウィザードが使えますので、ぜひお試しください。※ワード(Word)の使い方の年内の記事は、たぶんこれが最後です。来年はOffice 2013も登場する予定なので、年初から忙しそうな気配。皆さんも、お身体に気をつけて、師走を乗り切ってください。というわけで、ちょっと早めですが、皆さん、よいお年を!