スモールボールをミニバランスボールに! 骨盤矯正に最適
ミニバランスボールで骨盤矯正
今回は100円ショップ等でも気軽に手に入れることが出来る、直径26センチのスモールボールを使った内ももエクササイズ、「プローン・アダクション」と「スーパイン・アダクション」の2つをご紹介します。挟む位置や空気量によっても使い方が随分変わってきますが、ご紹介するエクササイズは空気量を7割くらいにしたものを使用します。
スモールボールの空気を7割くらいにして使ってみましょう。
うつ伏せで内ももを意識! 「プローン・アダクション」
スモールボールを使った内ももエクササイズの1つ目は、うつ伏せポジションで内ももにボールを挟んで動く、「プローン・アダクション」です。産後はバストサイズも大きく変わっているので、うつ伏せになってみて、辛い感覚があれば、カラダの下にブランケット等、クッションの役目になるものを使いながら行ってみましょう。1. うつ伏せになり、内ももにスモールボールを挟みます。この時、脚は長く引っ張られるように伸ばし、坐骨(お尻の左右の骨)も中央に寄せておきましょう。脚の内ももにジッパーをひくようなつもりで、1本脚にまとめるように使います。また、おなかは出来るだけ薄く保ち、おなかの下に小さなトンネルを作るように、おへその位置を天井の方向へと引き上げておきます。
床が固く動きにくい場合は、カ―ペット、マット、ブランケット、バスタオル等を使い、クッションにしながら行います。
仰向けで内ももを意識! 「スーパイン・アダクション」
スモールボールを使った内ももエクササイズの2つ目は、仰向けポジションで内ももにボールを挟む、「スーパイン・アダクション」です。妊娠中や産後に骨盤が大きく前傾(骨盤が前に傾いた状態で、反り腰気味になること)してしまう方も多く、骨盤前傾のカラダの癖がつくことで、腰痛に悩む方も多くいます。骨盤を反対に後傾させて動くことで、腰の痛み予防のサポートにもなりますが、動かすことで腰に痛みが出る場合は、医師に相談し様子をみながら進めるようにしましょう。1. 仰向けになり、膝を立てて内ももにスモールボールを挟みます。この時、膝を内側に寄せることよりも、坐骨(お尻の左右の骨)を中央に寄せることに意識を向けましょう。産後弱っている、骨盤底筋群(骨盤の底の筋肉)が使われやすくなります。
通販でも購入しやすいスモールボールですが、手に入りにくい場合は、同じ位の大きさのクッションや小さなピロ―(枕)を使うことも出来ます。ツールが無くても行なえる動きですが、今回はスモールボールを内ももに挟むことで、筋肉への意識を高めていくことが大切になります。慣れてきたら、少し空気量を増やして、ツールの抵抗をより感じながら動いてみるのもよいでしょう。是非、’意識をすること’を感じながら行ってみて下さい。
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