産後首コリの原因はストレートネックかも?

首コリは「ストレートネック」が原因かもしれません。

首コリは「ストレートネック」が原因かもしれません。

運動不足や目の疲れ、そして固まった授乳姿勢などでも出やすい首コリですが、その原因のひとつに「ストレートネック」という症状があげられます(クレーン車のように、肩よりも頭が大きく前に出てしまうので、クレーンネックと呼ばれる事もあります)。

この「ストレートネック」とは、7つの頸椎(首の骨)で作られる、衝撃を和らげる役目であるカーブが浅くなってしまい、頸椎がまっすぐに近い状態になってしまうこと。長時間パソコンに向かっているデスクワーク中心の人や、ゲームやスマホの普及で、同じ姿勢でうつむくことが多くなっている子供たちの間でも増えているようです。

そして悪い姿勢での授乳も例外ではありません。産後は外に出る機会やエクササイズを自由に出来ることが少なくなる方がほとんどです。その上、丸い背中で長時間同じ授乳姿勢が続き、首が疲れたな~と思っていても、忙しさにまぎれてそのままにしていることも。 もし首コリ、頭痛、手のしびれ、上を向きにくい、寝違うことが多いなどの症状があれば、「ストレートネック」かもしれません。頸椎矯正用の枕も様々出ていますが、今回はストレートネックの改善をサポートするエクササイズを2つご紹介します。1つは仰向けで重力を感じながら「背骨まわりをほぐすエクササイズ」、もう1つは、椅子の背もたれを使った「背もたれエクササイズ」をご紹介していきます。

では早速 「背骨まわりをほぐすエクササイズ」を行ってみましょう。

タオルを使って「背骨まわりをほぐすエクササイズ」

ストレートネックの主な原因として悪い姿勢での座り方があげられます。丸くなり固まってしまった背骨まわりを、スポーツタオルやバスタオルなどを使ってほぐしていき、座り方の改善につなげていきましょう。

大きめのタオルに、新聞紙を巻き込んで大きさを調節します。

 

1. スポーツタオルやバスタオルなどに新聞を1部巻きこんで、丸いクッションを作ります。タオルの大きさや新聞の量は、背中に挟んだ時に胸が気持ち良く伸びる大きさのものを調整して使ってみましょう。最初は肩甲骨の下角(背中の上部にある2つの骨の下の端)で、だいたい胸の下くらいを目安に挟んでみて、慣れてきたら、座った時丸い背中の一番出っ張っている部分に当たるように挟んで使っていきます。

 
肩甲骨の下端の下に、タオルを置いて使ってみましょう。

 

2. 仰向けで膝を立てた姿勢で寝転び、新聞を巻き込んだタオルを背中に当て、胸の部分が頭より持ち上がるように、姿勢を作ってみます(もし頭が低くなることで、めまいや気分が悪くなるようなことがあれば、すぐにタオルを外すようにして下さい)。また、腰が大きく反ってしまわないように、おなか周りを引き締め、おへそを床に沈める意識も持ちながら姿勢をとってみましょう。

 
背骨まわりをゆっくりほぐすように、動かしてみましょう。

 

3. 両手は、頭を支えるように後頭部に添え、胸より頭が少し低くなったスタート姿勢から始めます。息を吸って吐きながら、ゆっくりアゴを引くように頭と肩甲骨の上の方を床から浮かせてみましょう。タオルと背中が離れない程度の小さな動きでよいので、背骨を首の方から1個ずつ動かしほぐすようなつもりで、ゆっくりコントロールしながら行います(5~10回)。

ほぐれたら 2のスタート姿勢で20~30分キープして、胸の広がりを感じてみましょう。辛いと感じたら、巻き込んだ新聞を外すなどで、タオルの大きさを気持ち良く動けるサイズに変えながら行ってみましょう。

椅子を使って「背もたれエクササイズ」

家にある背もたれ付きの椅子を使ったエクササイズです。様々な大きさの椅子で試しながら、心地よく動けるサイズや座る位置で動いてみましょう。

背もたれ付きの椅子に安定良く腰掛けます。

 

1. 脚幅は腰幅くらいで背もたれのある椅子に、安定良く背を高くしながら腰掛けます。手は楽な位置に置き、背骨を上下に引っ張り合うようなつもりで、引き延ばしながら座りましょう。できれば、肩甲骨の下角(背中の上部にある2つの骨の下の端)に、背もたれの上の部分の高さを合わせると動きやすいです。

様々な椅子で試しながら、背もたれの高さや角度の丁度心地よく動けるもので行ってみましょう。また、背もたれの高さが合わない場合はクッションや座布団等で高さを調節しながら行ってみて下さい。

 
伸びをするように動いてみましょう。

 

2. 息を吸って吐きながら、バンザイをしながら背もたれに寄りかかり、背骨を斜め方向にしっかり引き延ばします。背もたれの上の端が肩甲骨の下の端に当たる位が、胸が気持ち良くほぐれるでしょう。腰と背もたれの間があいて動きにくい時は、空いているスペースにクッションやタオルを挟むと動きやすくなります。息を吸いながら、1の姿勢に戻ります。

3~6回ほど続けましょう。

 

首コリといっても原因は様々ですが、パソコンやスマホを使うことがどんどん増えている今、ストレートネックの症状の方もどんどん増えています。産後も座っている姿勢を時々意識して整えながら、不快な症状を改善できるようにエクササイズを取り入れ過ごしていきましょう。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。