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あしゃぎとは、離れとか離れ座敷という意味だそう

日本の最西南端に位置する沖縄。中国をはじめアジアやアメリカの影響も受けている、異国情緒漂う琉球王国の食文化に触れるため、ガイドは沖縄料理を食してきました!

訪れたのは、1955年創業の「沖縄第一ホテル」内にある琉球料理「あしゃぎ」。ここの朝食で使われている食材は50品目!それでいて全部食べても600キロカロリー以下というのも驚きです。今回はその中でも、夏の薬膳のヒントとなる料理を中心に紹介します。

水分補給に「ゆし豆腐のスープ」

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ふわふわと柔らかい食感の豆腐

ゆし豆腐とは、おぼろ豆腐のような、にがりを入れて固める前の豆腐のことです。これを固めると、ゴーヤーチャンプルーなどに使うずっしりとした固い島豆腐になるわけですが、沖縄にはこれ以外にもいろいろな種類の豆腐があります。落花生を練りこんだジーマーミ豆腐、泡盛などで発酵させた豆腐ようなどがそうですが、どちらも栄養価が高く、滋養によい健康食品として知られています。

豆腐は薬膳ではカラダに必要な水分を補い、熱を冷ます食材のひとつです。のどの渇きをいやしたり、母乳の出をよくする働きもあります。

ほてりに「アロエとセロリの和え物」

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桜えびとのコントラストがキレイ

一昔前までは、やけどの民間薬として家庭に植えられていたり、ヨーグルトに入ってるイメージのアロエですが、最近はアロエベラの刺身を出すお店も増えてきました。アロエは薬膳では苦味でカラダを冷やす寒性食材です。カラダにこもった熱を冷まし、便通をよくしたり、健胃作用があるとされます。

なお、セロリも苦味でカラダを涼しくさせる食材で、しぼり汁は高血圧の薬膳にもなります。アロエと一緒に食べることで、熱を冷ます作用もアップし、夏向きの一品になりますね。

デトックス効果があるかも?!「ハンダマのサラダ」

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ゴマだれでハンダマの味もまろやかに

ハンダマは沖縄の伝統野菜のひとつで、表が緑、裏がむらさき色をしている葉です。お浸しやてんぷらなどにして食べるそうで、加熱するとヌメリが出るのが特長です。鉄分、ポリフェノール、ビタミンAなども豊富で、沖縄では「血の薬」とも呼ばれているとか。

実は薬膳的なハンダマの文献が見当たらなかったのですが、キク科で香りが強いところから推測すると、解毒作用があったり、熱を冷まして目の充血を抑えたりするのでは?と思われます。

ヘチマ料理や沖縄のデザートは、次のページで!