あしゃぎとは、離れとか離れ座敷という意味だそう
訪れたのは、1955年創業の「沖縄第一ホテル」内にある琉球料理「あしゃぎ」。ここの朝食で使われている食材は50品目!それでいて全部食べても600キロカロリー以下というのも驚きです。今回はその中でも、夏の薬膳のヒントとなる料理を中心に紹介します。
水分補給に「ゆし豆腐のスープ」
ふわふわと柔らかい食感の豆腐
豆腐は薬膳ではカラダに必要な水分を補い、熱を冷ます食材のひとつです。のどの渇きをいやしたり、母乳の出をよくする働きもあります。
ほてりに「アロエとセロリの和え物」
桜えびとのコントラストがキレイ
なお、セロリも苦味でカラダを涼しくさせる食材で、しぼり汁は高血圧の薬膳にもなります。アロエと一緒に食べることで、熱を冷ます作用もアップし、夏向きの一品になりますね。
デトックス効果があるかも?!「ハンダマのサラダ」
ゴマだれでハンダマの味もまろやかに
実は薬膳的なハンダマの文献が見当たらなかったのですが、キク科で香りが強いところから推測すると、解毒作用があったり、熱を冷まして目の充血を抑えたりするのでは?と思われます。
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