Web集客について検討する
Webでの広告・集客戦略は最重要
1. Webマーケティング型
■SEO
SEOとはSearch Engine Optimizationの略。検索エンジン最適化ともいいます。Yahoo!やGoogleなどのサーチエンジンで検索したときに、自社のWebサイトが上位に表示されるように工夫することです。費用を抑えるため自分で勉強してSEO対策を行う方法、業者に依頼する方法があります。
SEOが効果を発揮して自社サイトの検索順位が上がってくるためには、数ヶ月単位の期間が必要となります。起業家がSEOの手法を使い、広告効果を上げるためには起業前からの早めの対策が必要といえます。また、キーワード選定とともに、SEOを意識したサイト作りもポイントとなります。サイト制作業者の選択の際はキーワード選定やSEOについてもアドバイスしてもらえるのかよく確認しておくことが重要です。
■PPC広告
PPC広告とはPay Per Click広告の略。リスティング広告、SEMなどともいわれます。Yahoo!やGoogleなどのサーチエンジンで検索したときにページの上部分、右部分などに文字広告が表示され、ユーザーが広告に興味を持ちクリックすると自社のサイトなどに誘導できる仕組みです。広告が表示されてもクリックしない限り課金されないのが特徴です。
広告費は基本的に1クリックあたりの単価×クリック数。ただし、予め上限予算額を決めておけば、予算を超えた場合には自動的に表示がストップされます。
SEOに比べて短期間での広告集客効果を狙えるため、起業家のスタート時には有効な手段といえます。ただし、広告文の書き方が下手な場合、キーワード選定を間違った場合など、ターゲット顧客層とは違う人がクリックして課金され、コストばかりかかってあまり売上に結びつかない可能性があります。キーワード選定、広告文作成などでプロのアドバイスを受けることをお勧めします。
■メルマガ広告
メルマガ広告とは、メールマガジンの記事の間やヘッダ部分に数行程度で表示される広告のこと。ターゲット顧客層も関心があるメルマガを選んで広告を出すことによって、お金を掛けずにピンポイントでのマーケティングが可能となります。
2. リスト入手&配信型
■メールDM
見込み客の連絡先リストを入手し、一斉にメールDMを配信して広告する方法です。DMの入手先は大きく分けて2パターン。DM業者からリストを入手する方法、関連するポータルサイトなどWeb上から地道に情報を拾っていく方法です。郵送DM、FAXDMに比べて、郵送料や通信料が不要なため低コストで送ることができること、リンクを貼ってwebサイトに誘導しやすいことが特徴です。ただ、メールの開封率は低い傾向にあります。