お腹が冷たいは要注意。内臓を温める!
お腹を触ったときに「冷たいなぁ」と感じたことはありませんか? これは内臓が冷えている証拠!内臓が冷えていると、健康・ダイエット・美容に悪い症状を引き起こす可能性大。逆に、体温が1℃上がると基礎代謝量は約12%上がるとされています。そこで今回は、内臓の冷えが起こる原因とその解消法を紹介していきたいと思います。
内臓が冷える原因とトラブル
ストレスや疲労によって身体が緊張することで血流が悪くなり、それが冷えを招くケース、夏場のエアコンで体を冷やし過ぎたり、冷たい物の過剰摂取といったことが、内臓が冷える主な原因になります。内臓が冷えてしまうことで十分な血液が届かなくなり、結果、便秘、下痢、免疫力の低下で風邪をひきやすくなるといったトラブルを引き起こしやすくなります。
また、内臓の働きが低下することで食事を消化する働きも悪くなったり、基礎代謝も下がることで内臓脂肪も溜まりやすく&減らしにくくなるのでダイエット的にも×。
食事や運動でできる! 内臓冷えの解消法
■食事編
内臓を温めるとダイエット効果がアップするといわれています。私達の内臓は、消化吸収などをつかさどっている大切な器官です。それが、エアコンで体を冷やしたり、冷たい食べ物や飲み物ばかりを口にしていると少しずつ内蔵が冷えてしまいます。
例えば、暑い夏は冷たいアイスクリームやよく冷えたビール、炭酸飲料などが飲みたくなるものですが、過剰な摂取は内臓を冷やしてしまいます。内臓を温めるには、外の気温に限らず、できるだけ室温以上のものを摂取する事が大切。飲み物は室温で、アルコール類は常温で飲めるワインや焼酎のお湯割りなどをチョイスすることが、ダイエット効果や内臓を冷やさないという点で理想です。
また、栄養バランスのよい食事や適度な運動といった日常生活に気をつけることも大切。
特に、たんぱく質が不足すると体が冷え内臓も冷えやすくなります。栄養素にはタンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルがありますが、一番熱を発生しやすいのがたんぱく質なので、たんぱく質の豊富な食事をとることが効果的です。
成人女性が1日に必要なたんぱく質量は55gといわれているので、低カロリー高たんぱく質な食材(豆腐、鳥のささみ、胸肉、マグロの赤身など)を積極的に取り入れましょう。
■日常生活編
運動も内臓温めに効果的です。といっても、あえてジムに通う必要はなく、ウォーキングやストレッチ、ながらエクササイズでもOKなので、気づいたときにカラダを動かす習慣をつけましょう。
また、お腹マッサージも内臓を温めるのに役立ちます。特に、おへそ周りにはリンパが多く集まっているので、よく揉みほぐしリンパの流れを改善することで内臓を温めてくれます。
マッサージの実践方法は、あお向けになって両ひざを立てリラックス。その姿勢で、おへその右下に指を当て、小さく「の」の字を描きながら5回マッサージ。これを時計回りに約8~10カ所で行います。最後におへその右下から時計回りに大きく「の」の字を5回描きます。
寝る前にベッドの上で行ったり、お風呂の中で座った状態でもできますので是非実践してみましょう。
カイロで内臓を温め代謝アップ
体温が1℃上がると基礎代謝量は約12%上がるとされています。そのために活用するオススメアイテムがカイロ。カイロでお腹を温め体温を上げることで、従来と同じような生活をしながら自然と痩せやすい体質に近づくことができます。
カイロでお腹を温めると、内臓の動きがよくなり体温&代謝もアップするので脂肪が取れやすくなり、結果としてダイエット効率がよくなります。さらに、体が温められ余分な水分が排出されることでむくみも解消にも効果的です。
内臓を温める効果的なカイロの貼り方
カイロはおヘソの下あたり、下腹部に貼りましょう。おヘソの下というのは丹田と呼ばれ、精気が集まり気力を充実させるところだと言われています。ここを温めることで、交感神経を刺激し、基礎代謝が高めることでダイエット効果もアップします。また、仙骨(お尻の割れ目の上部を触ったときにある突起)周辺に貼るのも◎。仙骨を温めること全身の血行を促進。また仙骨の周辺は脂肪が比較的少ないため、冷たい脂肪に邪魔されないで体全体を温めることができます。
その他、肩甲骨(左右の肩の背面にある骨のこと)の左右の間に貼ると、背中の大きな筋肉が温まり、血流を効率よく促進することができるでしょう。
カイロを貼るだけなので、自宅、通勤中、仕事の時でも簡単に実践可能なのが嬉しいですよ!
内臓を温めれば、体全体の代謝がアップしダイエット効果が増すだけでなく、血行が良くなることでシミやにきび、目の下のくまなど肌トラブルが解消され、美肌効果も望めます。
内臓をしっかり温めてダイエット&美容効果もアップさせましょう!
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