一人で起業するときに気をつけるべきことは?

一人で起業・独立開業をする場合、代わりとなる人間がいないため何から何まで自分で行わなければいけません。会社員時代には気づかなかったような周囲のサポートや、間接業務が全て自分にのしかかってきます。
一人起業の場合、安心して事業を継続していくためにマンパワー不足への対応や時間活用、老後への備えが欠かせません。一人起業のメリット、デメリット、また意識すべきことについて、起業コンサルタント(R)、税理士、社労士、行政書士、CFP(R)として、多くの一人起業をサポートしてきたガイドが解説します。

【目次】

一人起業のメリット4つ

一人起業には特徴的なメリット・デメリットがある

一人起業には特徴的なメリット・デメリットがある

一人起業には、特徴的な以下のようなメリットがあります。

  1. 金銭的な負担が少ない
  2. 複数での起業とは違い、一人起業であれば、自分と家族の食いぶちさえ確保できれば良い状態からスタートできます。

  3. 時間に縛られない
  4. 会社員時代や複数での起業とは違い、一人起業の場合、厳格な時間管理の元で仕事を行う必要はありません。基本的に自由です。

  5. 労務管理や人間関係から開放される
  6. 一人で起業・独立開業するということは、部下も上司も同僚もいないため、自分の意思に従い、ある程度は勝手気ままに仕事を進めることが可能です。

  7. 定年退職がない
  8. 一人起業の場合、基本的には定年退職というものがありません。会社員時代の定年年齢に達した後も、自分が納得するまで働くことが可能です。

一人起業のデメリット4つ

逆に一人起業ならではの以下のようなデメリットがあります。

  1. マンパワー不足のリスク
  2. 一人起業では、何から何まで自分一人でこなす必要があるため、マンパワー不足に陥るリスクがあります。普通に仕事をしていたら全く時間が足りない可能性があるため、何らかの工夫が必要です。

  3. 仕事とプライベートの区別がつきにくい
  4. 時間に縛られないということは、裏を返せば仕事とプライベートの時間的な区切りをつけにくいということです。ともすると、朝起きてから夜寝るまでずっと仕事をしている状態にもなりえます。

  5. 健康的なリスク
  6. 一人起業の場合、健康上のリスクが常につきまといます。例えば、風邪で高熱を出したとしても代わりに仕事をしてもらう人がいないため、何とかするしかないという状態となります。

  7. 老後の備えのリスク
  8. 一人起業では、定年退職がないというメリットもある反面、老後の備えが不足してしまった場合、いつまでも働かなくてはならないという可能性も抱えます。

    ではそれぞれについて、どのような対策がとれるのか?見ていきましょう。