ウォーキング/ダイエットウォーキングテクニック

ダイエットウォーキング上級編(本気の3キロ減)(2ページ目)

ダイエットウォーキング上級編。「歩いて痩せる」には、カロリーを消費できる歩き方を身につけましょう。毎日を効果的に過ごすために、日常生活の行動範囲の中で、歩幅やスピードをアップする方法をお伝えします。

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

ウォーキングのスピードを上げて強度をUP!


歩行強度が足りない?

歩行強度が足りない?

皆様、そもそもウォーキング中の「歩幅」や「スピード」に関して、どのように意識していますか?

朝は急いでいるので結構速く歩いています、という方も多いかもしれませんね。その歩行速度を、一度しっかりと認識し直してみましょう。そうする事で、ウォーキングの効果をUPしやすくなります。

ウォーキングの実施時間を、ここでは30分で考えてみたいと思います。毎朝、家から駅まで、乗り換え、駅から会社まで、合計すれば30分くらいになる方は多いと思います。

30分の通勤で消費できるカロリーは、METs(メッツ)の計算式、
体重(Kg)×METs数×運動時間(時間)=消費エネルギー(kcal)
に、当てはめ体重50キロを例に算出すると、30分で100キロカロリーです。
(運動強度を示す、「METs」の説明はこちら

だから自分も、通勤中にそれくらいのカロリーを消費している、と思うでしょうが、
実際にはこのカロリー消費が出来ていない歩行者がたくさんいます。


歩行強度が足りない?!

通勤通学に関しての運動強度は、「4メッツ」とされています。しかし、スピードで考えると、この「4メッツ」は、1秒間に約1.6メートル進んだ時に生じる強度です。1秒間にすすむ距離??とてもわかりにくいですね。

そこで、一般的な数字を上げますと、不動産販売の「徒歩何分」という表記は、1分間で80メートル、1秒間に約1.33メートルで計算しています。ですから、ご自宅の不動産情報と実際の駅までの徒歩時間が同じ方は、「4メッツ」のスピードでは歩けていません。

「4メッツ」の強度を保持するには、1秒間に、約55センチメートル程度の歩幅を3歩進む必要があるのです。これは、実際にやってみるとわかりますが、結構なスピードです。

けれど、通勤中(特に乗り換えなど)は、人の流れもあり、全ての個所でそのような猛スピードは不可能でしょう。

そこで、次ページの通勤(通学)路にメリハリを付けた歩き方をご覧ください。

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