炊飯器で作る、そのまんまオムレツパン
全く偶然の産物ですが、パン生地を茹でてから焼くベーグルの様な炊飯器パンができましたので報告します。卵と牛乳をあわせた液体にパン生地を浮かべて炊くと、パン生地は茹でた状態になり、液体は固まってオムレツになり、茹でられた生地が焼き上がって、きめの細かい、ふわふわもちもちのパンになります。ただし、ひとつだけ注意点があります。パン生地を丸のままではなく、ドーナツのように成形することです。丸いままだと、膨らんだパン生地が、卵液から出る蒸気の逃げ場をふさいでしまい、パンに穴があいてしまうからです。
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オムレツパンの材料(五合炊き炊飯器用)
オムレツパンの作り方・手順
オムレツパンを作る
1:粉類を混ぜる
強力粉、イースト、砂糖、塩、ミルクを泡だて器でグルグル混ぜる。
2:オリーブオイル、ぬるま湯を混ぜて5分置く
オリーブオイルとぬるま湯を注ぎ入れて箸で混ぜ、全体に水分をいきわたらせる。ふんわりラップをかけて3~5分置く。
内釜に薄くサラダ油をぬっておく3:こねて丸めて内釜におさめて発酵させる
5分ほど、こねたり叩きつけたりして丸め、内釜に入れる。水をつけたラップをかぶせ、暖かい場所で1時間ほどかけてゆっくり発酵させ、2~2.5倍の大きさまで膨らませる。
気温の低い日は、炊飯器にセットし、保温10分→スイッチを切って30分、5分保温→20~30分で発酵させる4:一次発酵終了後、ガス抜きする
2~2.5倍に膨らんだ生地を、グーで押してガス抜きする。
5:細長く成形する
上下を折りたたんで細長く成形する。端は閉じない。
6:玉ねぎ、ピーマン、ベーコンを敷いて、生地をのせて二次発酵
内釜を油をつけたペーパーでふいて綺麗にする。5ミリ角に刻んだ玉ねぎ、ピーマン、ベーコンを敷き、パン生地をのせる。ラップで覆い、暖かい場所に30~40ほど置いて二次発酵させる。
気温が低い日は、炊飯器にセットして、保温10分→スイッチを切って15~30分ほど発酵させる7:オムレツ液を作る
牛乳は人肌程度に温める。卵を溶きほぐして牛乳を入れ、塩、コショウ、粉チーズを混ぜる。
8:パン生地の上に静かに注ぎ入れて炊く
二次発酵後のパン生地の上に、卵液を静かに注ぎ入れる。炊飯器にセットし、普通に炊く。
※圧力式炊飯器の場合は、すし飯、カレーご飯など、圧力がかからないコースを選ぶとよりよい。
ここでパン生地が浮かび上がる※圧力式炊飯器の場合は、すし飯、カレーご飯など、圧力がかからないコースを選ぶとよりよい。
9:炊き上がり
表面が少し水っぽくても大丈夫。
10:網の上に取り出す
オムレツ部分に対して、パンの方がとても柔らかくて軽いので、網にパンを上にしてのせて、2~3分置いて安定させてから逆さにするとよい。すぐに食べる場合は最初から逆さに取り出して大丈夫。
オムレツ部分から熱い汁が垂れるので注意!11:トマトケチャップをかける
器にのせてトマトケチャップをかける。
12:切り分けて食べる
ガイドのワンポイントアドバイス
最初にいつも通り生地を丸いままで炊いたところ、炊飯途中にボンッと鈍い音がして、炊き上がったパンには穴が開いていました。それを回避するために試行錯誤をしてこのやり方に至りました。パン生地を細長く成形して、内釜にドーナツ状におさめ、蒸気の逃げ道を作ってあげれば、このように綺麗に焼けます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。