ダッチオーブンの実力をフルに発揮!野菜とスペアリブの煮込みレシピ
キャンプ料理のキッチンツールとして盛り上がるのがダッチオーブン。本体も蓋も重厚な鋳鉄製で、鍋全体が均一温度に保たれるため、食材にしっかりと火が通るのが特徴。この“男の鍋”を使うに相応しいのが「野菜とスペアリブの煮込み」だ。
薀蓄が溢れ出しそうな鍋の構造とは打って変わり、調理手順は、食材を鍋に放り込んで火をつけるだけと、びっくりするほど簡単。それでいて、肉と野菜の旨味がしっかりと封じ込められ、煮込めば煮込むほど、スペアリブは柔らかくジューシーになる。
薀蓄が溢れ出しそうな鍋の構造とは打って変わり、調理手順は、食材を鍋に放り込んで火をつけるだけと、びっくりするほど簡単。それでいて、肉と野菜の旨味がしっかりと封じ込められ、煮込めば煮込むほど、スペアリブは柔らかくジューシーになる。
野菜とスペアリブの煮込み の材料(2人分)
野菜とスペアリブの煮込み の作り方・手順
作り方
1:野菜を切る
まず野菜を一口大に切る。トウモロコシは生のまま、ブロッコリーは軽く水で洗い、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンは皮むきした後に切る。ダッチオーブンは芯までしっかり火が通るので、細かく切らない方が良い。
2:下ごしらえする
スペアリブは、大きくても長辺10cmぐらいの大きさに切り分けられたものがちょうどよい。塩とこしょうを振りかけて、あらかじめ下味をつけておく。ちなみにスペアリブが無い場合は、チキンでも代用可能。
3:食材を入れる
ダッチオーブンにタマネギ、ジャガイモ、ニンジンを敷いて、その上にスペアリブを載せる。トマトカット缶を投入し、食材がヒタヒタに浸かる程度水を入れる。
4:煮込む
最初は強火にかけ、沸騰したら弱火にする。肉が柔らかくなるまで約1時間半じっくりと煮込む。頃合いを見て、ブロッコリーと生トウモロコシを投入。
5:スペアリブを焼いてもよし
煮込まれたスペアリブはそのまま食べても美味しいが、炭火で焼けば、ジューシーさはそのままに、カリカリとした香ばしい食感も加わる。こうした創意工夫を現場で披露するのも、BBQ達人への近道だ。
ガイドのワンポイントアドバイス
「どうやって味付けしたんですか?」という質問の返しに困りますが、本当に何もしないことが重要。ダッチオーブンの実力を思い知るメニューです。(レシピ考案:土屋敦、撮影:下城英悟、取材・文:芝山一)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。