様子見だった団塊の世代が動き始めた
- 小山
- 大規模は販売センターも比較的大きいですから、いろんなものを説明できるという点で恵まれていると思います。が、小規模になると、その面積も限られる。個人的な考えですが、例えば構造、安全安心については総合案内センターみたいなものをつくって、そこでちゃんとお客さまに説明できればと思っています。各物件では演出しきれないところがありますので。
免震コアウォール
(イメージ図)
- 坂根
- 三菱地所は、ずいぶん前ですが、東雲で大規模タワーを分譲しました。あのころとくらべて湾岸の売れ方に違いはありますか?
- 小山
- ご検討されるお客さまの層からすると、そんなに大きく変わっていないと思います。あえていえば、従来のタワー物件は都心回帰しようとする50~60代の年代の方が比較的多かったのですが、ここしばらくはご来場いただいてませんでした。ですが、晴海タワーズは、そういった方々のご来場も増えてきました。
- 駅に近くて便利。値段もこなれてきて関心が高まってきていると感じます。今までなんとなく団塊の世代がちょっと様子見だったのが、少しずつ動いてきたという意味では、業界としては少しずつ明るくなってきているのではないでしょうか。
三菱地所レジデンス
都心事業部長
小山健介氏
「ザ・パークハウス晴海タワー クロノレジデンス」現地
1-震災後、分譲マンションの安全性はどこまで向上した?
2-三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス」の防災新基準
3-抜本的に見直し、三井不動産レジデンシャルの防災基準
4-野村不動産のマンション「プラウド」の防災対策
5-「プラウドタワー東雲」第1期250戸即日完売の舞台裏
6-「ザ・パークハウス晴海タワーズ」公開ひと月後の反響
7-震災後、“都心部のタワーマンション”に対する評価
8-マンション業界のブランド戦略~顧客接点の模索
9-「注目の都心マンション」と購入希望者へのアドバイス
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