ハートパンをキャンディーとチョコレートなどお好きなもので!
市販のキャンディーと板チョコを巻き込んだ生地を折って、切り開いて、ハート型に。好みのキャンディーやチョコレート、またはナッツやドライフルーツに代えてみてもいいですね。
ハート型のパンの材料(幅約20cmのハート型1個)
ハート型のパンの作り方・手順
ハートパン
1:ぬるま湯にインスタントドライイーストを入れ混ぜる
ぬるま湯にインスタントドライイーストを入れ、1、2分おいてから、よく混ぜる。
2:牛乳、バター、砂糖、塩を電子レンジで温める
耐熱容器に牛乳、バター、砂糖、塩を入れて、電子レンジでバターがほぼ溶けるまで温める。全体をよく混ぜ、人肌まで冷ましておく。
3:よく混ぜる
1に卵黄を加えて、よく混ぜる。さらに2を加えて、よく混ぜる。
4:強力粉と薄力粉を入れ、よく混ぜる
ボウルに強力粉と薄力粉を入れ、よく混ぜる。
5:中心にくぼみをつくり流し入れる
4の粉の中心にくぼみをつくり、そこに3を流し入れる。
6:体をざっくり混ぜる
スプーンなどで、水分と粉けがなくなるまで、全体をざっくり混ぜる。
7:ボウルの中で生地をひとまとめにして、台にとりだす
ボウルの中で生地をひとまとめにして、台にとりだす。ボウルの底や側面についた生地、粉もカードでこそげとって、生地にのせる。
8:こねる
生地に手のひらをあて、手前から奥へ、台にすりつけるように押し伸ばす。伸びたら、手前に折って、90度回転させる。押して、追って、回転させてを繰り返して、こねる(約15分)。
9:発酵させる
光沢のある、なめらかな生地になったら、表面を張らせるように四方の生地をひっぱり、裏でしっかりつまみとめて丸形にする。とじ目を下にしてボウルに入れ、ぬらして固く絞った布巾をかけ、室温(25℃くらい)で1時間から1時間半、オーブンの発酵機能を利用するなら、30℃に設定して50分から1時間、ひと回り大きくなるまで、発酵させる。
10:表面を指先でさわるとふんわりしている
発酵後の生地は、表面を指先でさわると、ふんわりしている。
11:平らにする
生地を台にとり出し、指先でやさしく押し、平らにする。
12:麺棒で生地を長方形に伸ばす
麺棒で生地を長方形に伸ばす。厚さは5mm程度。
13:コーヒーキャンディーを道具で砕いておく
コーヒーキャンディーを厚手のビニール袋に入れ、重さのあるメタル製の道具で砕いておく。
ソフトタイプのキャンディーなら、包丁で細かく刻む。14:生地になじませる
10の砕いたキャンディーを全体に散らし、指先で軽く押して、生地になじませる。
キャンディーの量はお好みで。写真はやや少なめなので、仕上がりも甘さ控えめ。15:板チョコを割って4列に並べる
板チョコを大きめに割って、間隔をあけて4列に並べる。
16:手前に巻いていく
奥からひと折りして、指先でぴっちり密着させたら、手前に巻いていく。端まできたら、ぴっちりつまみとめる。転がして、上にとじ目がくるようにすると、やりやすい。
17:2つ折りにする
とじ目を上にして、2つ折りにし、端と端をぴっちりつまみ留める。
18:長さの2/3ほど切る
折り山から包丁を入れ、長さの2/3ほど切る。
19:色づくまで焼く
オーブンシートを敷いた天板に置き、生地を内側から外側へ開き、ハート型に整える。180℃に温めたオーブンで20分から25分、裏側もうっすら色づくまで焼く。焼き上がる10分前に、表面にアーモンドをふる。
上に重ねた生地の部分をもう少し切ると、平べったいハート型になる。20:完成
焼き上がったら、網などにのせて冷ます。
ガイドのワンポイントアドバイス
目の詰まった、甘みの強いパンなので、コーヒー、紅茶、ホットミルクなどと一緒におやつに食べてみてください。(パン制作/松野玲子 スタイリング・撮影/野口英世)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。