ワード(Word)の使い方/便利な機能・トラブル対策

Word 2010の背景の削除機能を使った文書作り(3ページ目)

Word 2010には、写真の背景を削除する機能が用意されています。この機能を利用すると、専用のグラフィックソフトを使わなくても、写真から人物や建物などの特定の対象だけを切り抜くことができます。本記事は、この機能を活用した文書の作り方を紹介します

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド


背景を削除する

次に背景を削除します。途中でピンクの領域が表示されますが、それが削除される範囲になります。範囲は自動的に認識されますが、細かい部分は手動で指定する点に注意してください。

1.写真が選択された状態で、[書式]タブの[背景の削除]ボタンをクリックします。
写真が選択された状態で、[書式]タブの[背景の削除]ボタンをクリックします

写真が選択された状態で、[書式]タブの[背景の削除]ボタンをクリックします


2.写真にピンクの領域が表示されます。これが削除される領域となります。また、認識範囲を示す四角い枠が表示されます。枠の周囲にあるマークをドラッグして、写真全体に枠を広げます。
写真にピンクの領域が表示されます。これが削除される領域となります。また、認識範囲を示す四角い枠が表示されます。枠の周囲にあるマークをドラッグして、写真全体に枠を広げます

写真にピンクの領域が表示されます。これが削除される領域となります。また、認識範囲を示す四角い枠が表示されます。枠の周囲にあるマークをドラッグして、写真全体に枠を広げます


3.枠を広げるとピンクの領域も自動的に変化します。ただし、人物の襟がピンクのまま(削除の対象になっている)など、不自然な箇所もあります。このような箇所は手動で修正します。
枠を広げるとピンクの領域も自動的に変化します。ただし、人物の襟がピンクになる(削除の対象になっている)など、不自然な箇所もあります。このような箇所は手動で修正します

枠を広げるとピンクの領域も自動的に変化します。ただし、人物の襟がピンクのまま(削除の対象になっている)など、不自然な箇所もあります。このような箇所は手動で修正します


4.[背景の削除]タブの[保持する領域としてマーク]ボタンをクリックします。
[背景の削除]タブの[保持する領域としてマーク]ボタンをクリックします

[背景の削除]タブの[保持する領域としてマーク]ボタンをクリックします


5.ピンクの領域のうち、削除したくない箇所をクリックします。または、削除したくない場所内をドラッグしてもかまいません。これによって「そこは削除しない」ということが認識されてピンクの領域が消えます。逆に削除したい領域を指定する場合は、[削除する領域としてマーク]ボタンをクリックして、削除する場所を指定してください。
ピンクの領域のうち、削除したくない箇所をクリックします。または、削除したくない場所内をドラッグしてもかまいません。これによって「そこは削除しない」ということが認識されてピンクの領域が消えます。逆に削除したい領域を指定する場合は、[削除する領域としてマーク]ボタンをクリックして、削除する場所を指定してください

ピンクの領域のうち、削除したくない箇所をクリックします。または、削除したくない場所内をドラッグしてもかまいません。これによって「そこは削除しない」ということが認識されてピンクの領域が消えます。逆に削除したい領域を指定する場合は、[削除する領域としてマーク]ボタンをクリックして、削除する場所を指定してください


6.削除する領域(ピンクの領域)の修正が完了しました。
削除する領域(ピンクの領域)の修正が完了しました

削除する領域(ピンクの領域)の修正が完了しました


7.[背景の削除]タブの[変更を保持]ボタンをクリックします。
[背景の削除]タブの[変更を保持]ボタンをクリックします

[背景の削除]タブの[変更を保持]ボタンをクリックします


8.写真の背景が削除され、人物だけが切り抜かれた状態になりました。
写真の背景が削除され、人物だけが切り抜かれた状態になりました

写真の背景が削除され、人物だけが切り抜かれた状態になりました


切り抜いた写真に沿って文字を流し込み、サイズ・位置を調整する

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