ラードが決め手! 揚げたてが香ばしいパン
アメリカのニューメキシコ州サンタフェは、雄大な景色、メキシコの影響を受けた食文化、インディアンクラフトなどで多くの人を魅了している街です。別荘をここに構えるセレブも多いとか。
レストランでの洗練されたサンタフェ料理もおいしかったのですが、屋台で売っていたこのフライブレッドはジャンク好きの私にとっては一番印象に残ったおやつでした。上にのせたのは、市販されているタコシーズニングパウダーで煮込んだひき肉とレタス、トマトなど。生地にラードが入っていて、そのまま食べてもじんわりおいしい。でも、粉糖やハチミツをかけて、甘いおやつにしてもいいですね。
レストランでの洗練されたサンタフェ料理もおいしかったのですが、屋台で売っていたこのフライブレッドはジャンク好きの私にとっては一番印象に残ったおやつでした。上にのせたのは、市販されているタコシーズニングパウダーで煮込んだひき肉とレタス、トマトなど。生地にラードが入っていて、そのまま食べてもじんわりおいしい。でも、粉糖やハチミツをかけて、甘いおやつにしてもいいですね。
インディアンフライブレッドの材料(8枚分)
インディアンフライブレッドの作り方・手順
インディアンフライブレッド
1:
強力粉とベーキングパウダーをあわせてふるう。
2:
スキムミルクと塩を加える。
3:
スプーンでよく混ぜる。
4:
ラードを加えて、フォークで粉に切り込むように混ぜる。
5:
ラードが粒状になったら、粉の中心にくぼみをつくり、そこに熱湯を注ぐ。
6:
フォークでざっくり混ぜて、粉けがなくなったら、手で10回ほどこねる。
こねすぎないように注意。7:
表面がなめらかにならなくても、まとまったらこねるのは終わり。
8:
ラップフィルムをかけて、常温で30分以上、生地を休ませる。
9:
休ませた生地をカードで8等分にする。
10:
分割した生地を丸めて、打ち粉した台におき、手のひらで平らにする。
11:
表面にもう一度、打ち粉をして、麺棒で厚さ2~3ミリの円形に伸ばす。
12:
お皿などにラップフィルムを広げ、伸ばした生地をのせる。ラップフィルムをかけ、さらに生地を重ねる。
伸ばしては揚げるなら、この作業は必要ない。まとめて揚げるなら、くっつきやすい生地なのでラップフィルムにはさんでおく。13:
揚げ油を中温に熱し、生地を1枚ずつ、静かに入れる。生地はプーっとふくらむ。
14:
色づいたら、裏返して片面2分ずつ程度揚げ、油を切る。
温かいうちに、レタス、トマト、タコミート、好みでチーズ、パクチーをのせて食べる。
揚げたてを食べられないときは、100℃くらいのオーブンに入れて、保温しておくとよい。温かいうちに、レタス、トマト、タコミート、好みでチーズ、パクチーをのせて食べる。
ガイドのワンポイントアドバイス
タコスといえば、やっぱりビール。ビールにライムを絞り、グラスのふちに塩をまぶして飲む、メキシコ風はいかが? お酒が飲めない人も、ライムまたはレモンを絞ったソーダやトニックウォーターと一緒に食べてみてください。(パン制作/松野玲子 スタイリング・撮影/野口英世)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。