青のり入りイタリアンドーナツ、ツェッポレ
イタリアでは、3月19日の聖ヨセフの日に食べられるという「ツェッポレ」は、ドーナツのようなお菓子です。今では、日本のバールやイタリアン居酒屋でもよく見かけるメニュー。調べてみると、リコッタチーズ入りや、ハチミツ、クリームをかけた甘いものが主流のようで、ツェッポレといえば、青のり入りと信じていた私には驚きでした。
とてもベタつく生地なので、「ビニール袋に入れてこねちゃえ」と始めたのがこの方法。中に入れる青のりはどんなものでもいいのですが、今回使ったのは、ちょっとお高い、松江空港で買った「四万十川の青のり(原藻)」です。やはり、おいしい青のりを使うと、味がいい! 簡単だし、どんなお酒にも合うツェッポレはパーティーにもおすすめです。前の晩に作り置きするときは、イースト量を半分にして、こねてから冷蔵庫で寝かせておきます。
とてもベタつく生地なので、「ビニール袋に入れてこねちゃえ」と始めたのがこの方法。中に入れる青のりはどんなものでもいいのですが、今回使ったのは、ちょっとお高い、松江空港で買った「四万十川の青のり(原藻)」です。やはり、おいしい青のりを使うと、味がいい! 簡単だし、どんなお酒にも合うツェッポレはパーティーにもおすすめです。前の晩に作り置きするときは、イースト量を半分にして、こねてから冷蔵庫で寝かせておきます。
ツェッポレの材料(20~30個分)
ツェッポレの作り方・手順
ツェッポレの生地づくり
1:水にインスタントドライイーストを入れる。
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水にインスタントドライイーストを入れ、しばらくおいておく。
2:フランスパン専用粉を計る。
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ビニール袋を1枚(30×40cmくらいのものが作業しやすい)用意し、スケールにのせてフランスパン専用粉を計る。塩も加える。
3:青のりも加える。
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さらに、青のりも加える。
4:水とインスタントドライイーストをよく混ぜる。
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水とインスタントドライイーストをよく混ぜて、とかす。
5:中身がよく混ざるように振る。
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3のビニール袋の口をしっかりと持ち、中身がよく混ざるように振る。
6:インスタントドライイースト水を加える。
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5のビニール袋の中に、4のインスタントドライイースト水を加える。
7:中身がよく混ざるようにもむ。
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ビニール袋の口をしっかりと持ち、中身がよく混ざるようにもむ。
8:台の上に置いてもむ。
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生地が少しまとまってきたら、台の上に置いてもむ。
9:室温で1時間半~2時間、発酵させる。
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生地がまとまり、弾力が出たら、ビニール袋の口を上のほうで結ぶ。室温で1時間半~2時間、発酵させる。
10:発酵後は生地量が1.5倍くらいになる。
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発酵後は、パンのようにはふくらまないが、生地量が1.5倍くらいになる。
生地を揚げる
11:ビニール袋の絞り口をつくる。
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生地の入ったビニール袋の一角を1cmほど切り取り、絞り口をつくる。
12:揚げ油に落とす。
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鍋に高さ1cmくらい揚げ油を入れ、170℃くらいに温める。生地を3cmほど絞り出し、キッチンハサミで切り、揚げ油に落とす。
大きくふくらむので、生地は小さめに。13:色づかないうちに引きあげる。
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表裏にひっくり返し、表面が堅くなってきたら、色づかないうちに引きあげる。
こんがり色づくと、堅くなるのが早くなります。14:好みの塩(分量外)を全体にふる。
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油を切ったら、好みの塩(分量外)を全体にふる。
ガイドのワンポイントアドバイス
揚げているそばからつまみたくなる、おいしい香りです。ワイン、焼酎、日本酒、どんなお酒にも合います。また、青のりの代わりに桜えびやちりめんじゃこを入れてもおいしそうです。(パン制作/松野玲子 スタイリング・撮影/野口英世)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。