北京/北京基本情報

北京のエリアガイド(4ページ目)

北京の街をざっくり5つのエリアに分けてご紹介しています。エリアごとの歴史的な背景や特徴、主な観光スポットなどなど、お役立ち情報を満載です! 中心部はもちろん、郊外にいたるまで「北京をまるごと」網羅しているので、これから北京へ旅行に行こうという方、ぜひご一読ください。

鈴木 晶子

執筆者:鈴木 晶子

中国ガイド

商業地区「朝陽区」

CBD。

北京CBD。オフィスビル、ホテル、テレビ局、ショッピングモールが集中

三里屯。

日本の建築家隈研吾がプロデュースした三里屯太古里(旧三里屯VILLAGE)

これからご説明していく3つのエリアは清の時代までは、城壁の外に位置する「郊外」と言われていた地域です。ここ朝陽区も80年代末までは農地や工場があるだけの田舎にすぎなかったのですが、90年代に入るとものすごいスピードで発展を遂げ、今では押しも押されぬ北京一の商業地区となりました。そのため、このエリアには歴史建造物よりも現代的な建物が多く存在しています。

 
五輪スタジアム「鳥の巣」

五輪スタジアム「鳥の巣」(C)Gejian Architects & Engineers

このエリアの中心的存在が、北京CBD
(Central Business District)と呼ばれる国際商業地区。「北京で一番の新しさ」が登場する流行の発信地で、世界的なブランドショップや五ツ星ホテル、高級アパートメントが集中しています。また、北京首都国際空港や大使館街、トレンドの発信地・三里屯などがあることから、外国人が多く居住するエリアでもあり、国際的な雰囲気を感じられます。北京五輪のメインスタジアムや選手村もここ朝陽区に建設されました。

このエリアは空港から近く、食事やショッピングが便利なことから観光だけでなく、ビジネスの宿泊場所としてもおすすめ。人気の北京ダックレストラン大董(団結湖店)」、「全鴨季」はどちらも朝陽区の三里屯エリアに位置していますし、パークハイアット北京や和喬H.Qリッツホテル、チャイナワールドホテル、ソフィテル万達北京、ホテルニューオータニ長富宮、ジンルンホテルニッコー、ヒルトンホテル、ザ・オポジットハウスなど、高級ホテルブランドが勢揃いしているのもここ朝陽区なのです。

【主な見所】北京CBD、三里屯、朝陽公園、鳥巣(五輪メインスタジアム)、大山子798芸術区、朝陽劇場、シルクマーケット

【故宮からの距離】車で約15分~1時間以内
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