北京に行くなら絶対に食べたい!北京ダック

北京の北京ダックレストラン「大董」

北京旅行の定番!絶対はずせない必須アイテム

宮廷料理に小吃、水餃子にジャージャン麺……北京には美味しいものがたくさんあるけれど、「一つ選ぶとすれば?」と聞けば、「北京ダック」と答える人がダントツです。そんなニーズに応えるように、近年、北京ダックを看板料理とするレストランが次々と出現! 北京ダックファンにとっては嬉しい出来事なのですが、あまりに多すぎて「いったいどこで食べればいいんだろう?」という声も……

そんな悩みはこのページを読めば一気に解決です! イチオシの北京ダックレストラン5店のほか、老舗レストラン、リーズナブルなお店などなど、盛りだくさんにご紹介。きっとあなたにピッタリのお店が見つかりますよ。

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北京ダックの基本情報「誕生と歴史」

北京の北京ダックレストラン「長安壱号」

長い長い歴史を有す伝統の逸品 (C)Grand Hyatt Beijing

北京の北京ダックレストラン「九花山」

ダック1匹注文するとその骨を「椒塩鴨架(骨周り肉のから揚げ)」や「鴨架湯(ガラスープ)」に調理してくれる店も

北京ダックは、中国の南北朝時代(439~589年)に書かれた料理の専門書『食珍録』に「炙鴨」と紹介されているのが原型だとされていますが、本格的に歴史に姿を現すのは明代(1368~1644年)になってからです。当初は皇帝のための、いわゆる宮廷料理だったのですが、その美味しさゆえに徐々に民間に広がっていきました。清代(1644~1912年)になると偉大な権力を誇った乾隆帝や西太后が好んで食したことから、北京ダックの名声はさらに高まり、19世紀中ごろには町中にいくつもの北京ダック専門店が登場。後で紹介しますが、この頃に出来た専門店が「老字号(老舗)」として今も存在しています。

かつては宮廷料理だったという歴史を知ると、北京ダックの複雑な調理法やバラエティに富んだ贅沢な食べ方に「なるほど!」と合点がいきます。次はそのバラエティに富んだ北京ダックの食べ方についてです。

北京ダックの基本情報「食べ方」

北京の北京ダックレストラン「九花山」

食べ方は「美味しく自由に」が基本。自分流にアレンジしたってOK!

北京ダックの食べ方といっても、実際はルールやマナーがあるわけではないので、好きなように食べればいいのですが、次の3通りが一般的に知られているもの。それぞれ、ストーリーがあって、知っておけば北京ダックを食べるのが楽しくなること間違いなし!

■食べ方1 砂糖でダックの食感と味を堪能
北京ダック

まずはそのままダック本来の味を堪能してみて!

北京ダックが運ばれてきたら、一番美味とされる胸の皮を一枚取って砂糖だけを付けて食べてみてください。甘いのが苦手な人は砂糖の代わりにタレを付けてみましょう。真にダック好きの人の中には何も付けずに食べる人も。こうして食べることで、北京ダックそのものの食感や味を堪能できるというわけです。

この食べ方は貴族の女性たちが口臭を気にしてネギやニンニクを食べられないことから、考え出されたとのことです。

■食べ方2 ネギ&キュウリ=最もポピュラーな食べ方
北京ダックの食べ方

この食べ方が一番しっくりくる!と言う人は少なくない

荷叶餅(ダックの皮)にたっぷりタレを付けたダック数枚、長ネギ、キュウリをのせて、クルッと巻いて食べます。現在、これが最も一般的な北京ダックの食べ方です。

最も古典的なのはキュウリを入れず、タレを付けたダックと長ネギを荷叶餅で巻く食べ方で、なんと300年以上の歴史があると言われています。キュウリも砂糖と同じく、臭いを気にする女性のために準備され始めたもの。しかし、時代と共にサッパリとしたハーモニーを作り上げるネギ&キュウリの薬味が定番化したのです。

 

■食べ方3 おろしニンニクと赤太鼓で刺激ある旨さ
北京ダックの食べ方

胡麻付きパンに挟んで食べるのも一味違って面白い

荷叶餅(ダックの皮)にたっぷりタレを付けたダック数枚、おろしニンニク、赤大根をのせてクルッと巻いて食べます。これは一時期流行った食べ方です。おろしニンニクと赤大根がダックのオイリー感を軽減してくれますし、刺激ある味がツウ好み。この食べ方を好む中国人は少なくありません。

以上が有名な食べ方ですが、その他、ワサビを付けて食べたり、臭豆腐とネギのみじん切りを入れたゴマ油に付けたり、空心芝麻焼餅(真ん中が空洞の胡麻付きパン)やレタスに包んで食べたりその食べ方はバラエティ豊か! これからもどんな食べ方が考案されるか楽しみです。

さて、おまたせしました! 次ページから北京ダックレストランのご紹介です。