京都グルメ/京都のイタリアン

マンマ・ディ・ブー(mamma di Boo)(2ページ目)

トスカーナの伝統料理をガッツリと食べられるトラットリア「mamma di Boo」! 草食系イタリアンに、ちょっぴり飽き気味のイタリア好きさん達に捧げたい肉食系な一軒です。

執筆者:麻生 玲央

木の温もり溢れる店内

内装

木の温もりが感じられる店内

新町通から路地に入って、オレンジの日除けとステンドグラスの窓を目印に店内に入ると、哀愁に満ちたイタリアならではのテノールのカンツォーネが流れ、1階と2階が吹き抜けになった空間は、アンティークな木のぬくもりに包まれています。
マンマ・ディ・ブー

店内に飾られてある豚ちゃん達

そして、店のシンボル「子豚ちゃん」が、あちこちに鎮座しているのがご愛嬌。中には触ると「Boo!」と鳴いてくれる子もいます。


まずは前菜から

前菜

定番の「前菜もりもり盛り合わせ」

注) 2015年から、ディナーはアラカルトがなくなり、コース一本のセットメニューに変更されました。コースは3,000円(税別)で、前菜+パスタorリゾット1品+メイン料理1品に、付け合わせ、パン、という内容です。
以下の記事はアラカルト時代の過去記事となります。御注意くださいませ。

まずは、「マンマ・ディ・ブー」定番の一皿「Booの前菜もりもり盛り合わせ」! 写真にある通り(この日は6種類)、これだけ沢山の前菜(約2人分)が1800円ですよ! こんなに気前のいいボリューミーな前菜は、イタリアンの多い京都でもほとんど見かけたことがないですね。

しかも特筆すべきは、ボリュームだけではなく、その内容。シェフが修行された「アンティカ・トラットリア・ラ・トッレ」のレシピを元にした「パンツァネッラ(トスカーナの伝統料理)」や「リピエーノ」に「スフォルマート」等々、どれも伝統的なイタリア料理がズラリとラインナップしてるんです。

これはシェフの「本当のイタリア伝統料理を食べてもらいたい!」という情熱の表れでしょう。確かに最近は草食系イタリアンが流行になっていて、伝統的なイタリア料理を本場の味で勝負してくる店が少なくなっていますから、こんな手の込んだクオリティの高い本物の伝統料理をガッツリといただけるのは嬉しい限り! ボリューミーで美味しいのはもちろん、前菜をこんなに笑顔で食べたのは南イタリア(ソレント)のトラットリア以来かな。これぞ真のトラットリアの前菜盛り合わせです!

次ページは、手打ちパスタを御紹介します
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