京都グルメ/京都のイタリアン

マンマ・ディ・ブー(mamma di Boo)(3ページ目)

トスカーナの伝統料理をガッツリと食べられるトラットリア「mamma di Boo」! 草食系イタリアンに、ちょっぴり飽き気味のイタリア好きさん達に捧げたい肉食系な一軒です。

執筆者:麻生 玲央

続いてパスタ料理

手打ちパスタ

手打ちパスタのメニュー

そして、ディナーのパスタは全て手打ち! 黒板メニューではなく、写真(上)のように、まずは手打ちパスタをドーン! と見せてもらえます。この中から好きなパスタを選ぶシステムとなっているのですが、サルシッチャを詰めた「トルテッリ」や、「ガルガネッリ」に「コルツェッティ」等々、多種多彩なラインナップ! パスタの具も魅惑的な食材ばかりですし、これは手打ちパスタ好きには堪りませんね。
パッパルデッレ

パッパルデッレ ~丹波篠山の猪ホホ肉を赤ワインで煮込んだソース~

そんな数あるパスタメニューの中から、今回ご紹介するのは、ローズマリーを練り込んだ「パッパルデッレ」(丹波篠山の猪ホホ肉を赤ワインで煮込んだソース)。

手打ちのパッパルデッレにはローズマリーが練りこまれており、これが実に薫り高くて印象的。パスタ自体のコシも強めでコクのあるソースとの絡み具合も絶妙ですし、じっくりコトコト煮込まれた猪ホホ肉との相性も抜群! フォークで崩れるほどに煮込まれた柔らか猪肉は、パスタと一緒にいただくと、噛みしめる間もなく、ほろほろと舌の上で馴染むように解かれていき、赤身の旨味とワインの芳醇なノートが余韻となっていくのです。

しかもこの猪肉、パスタが隠れる程にたっぷりゴロゴロと入っているので、食べ応えも抜群。シェフが修行されていたトスカーナの名店「アンティカ・トラットリア・ラ・トッレ」は「猪料理」が定番だけあって、このお店の「猪料理」もさすがの仕上がりでしたね。

次ページでは、メイン料理をご紹介します
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