英会話スクール、大学の公開講座、そして大学へ
社会人になってから勉強の真の楽しさに出会った! |
奨学金返済のメドがつき、何か新しいことを始めたくなった私は、先輩が通っていた英会話スクールに一緒に行くことにした。英語など全く話せない私が選んだのは、会社からほど近いところにある英語スクールのモーニングコース。
出勤前に1時間、2~3人程度のグループでネイティブ講師のレッスンが受けられる。月謝は1万円ちょっとくらいだったと思う。ほぼゼロに等しい英語力だったが、ここで英会話の楽しさに出会った。
さらに米軍基地のプライベートレッスンや、大学の英語公開講座など、英語の勉強にのめりこむようになる。毎月2~3万円程度を英語学習につぎ込む時期が1年程度続き、入社3年目には英語を使う仕事に異動になり、英語に親しむ時期がしばらく続く。
ある日、短大時代の恩師が大学院留学しているという新聞記事を見つけ、近々その先生が講演会を開くと聞き、早速参加した。恩師が楽しそうに話す海外留学の世界に魅了され、この再会を機に海外留学を真剣に考えるようになる。
どうせ留学するなら、大学院に行きなさい!
「仕事を辞めてアメリカに大学留学したい」とその恩師に手紙を書くと、快く会ってくれた。早速会って相談すると「アメリカの大学卒業は日本の大学卒業程度と同じ。どうせ行くなら大学院にしなさい」というアドバイスをもらう。日本で学士を取り、そのあと大学院留学をすればいい、と勧めてくれた。
「日本で大学かあ…。」
その頃社会人学生という言葉もなく、どうやって学ぶのか見当もつかなかったが、その後調べていくうちに、仕事とバレーボールと学業を両立できそうで、かつ受験がなく、安価で学べる放送大学と大学卒と同等の学位が取れる大学評価・学費授与機構の存在を知る。
放送大学で単位を積み上げながら、大学評価・学位授与機構で学位取得を目指すことに決めた。
【ご参考】
◆放送大学卒業までの費用と目安
入学料と授業料(124単位分)で最低704,000円必要(2007年11月現在)
この続きは「私の学費やりくり術2 大学院留学のお金はこうやって作る!
」をご覧下さい。
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