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借金からの出発、留学実現の学費やりくり(3ページ目)

学びたい!と思った時、気になるのはやはりお金。私費でアメリカ大学院留学を実現させた私がどうやって学費をやりくりしたか、教えます!

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド


英会話スクール、大学の公開講座、そして大学へ

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社会人になってから勉強の真の楽しさに出会った!


奨学金返済のメドがつき、何か新しいことを始めたくなった私は、先輩が通っていた英会話スクールに一緒に行くことにした。英語など全く話せない私が選んだのは、会社からほど近いところにある英語スクールのモーニングコース。

出勤前に1時間、2~3人程度のグループでネイティブ講師のレッスンが受けられる。月謝は1万円ちょっとくらいだったと思う。ほぼゼロに等しい英語力だったが、ここで英会話の楽しさに出会った。

さらに米軍基地のプライベートレッスンや、大学の英語公開講座など、英語の勉強にのめりこむようになる。毎月2~3万円程度を英語学習につぎ込む時期が1年程度続き、入社3年目には英語を使う仕事に異動になり、英語に親しむ時期がしばらく続く。

ある日、短大時代の恩師が大学院留学しているという新聞記事を見つけ、近々その先生が講演会を開くと聞き、早速参加した。恩師が楽しそうに話す海外留学の世界に魅了され、この再会を機に海外留学を真剣に考えるようになる。


どうせ留学するなら、大学院に行きなさい!


「仕事を辞めてアメリカに大学留学したい」とその恩師に手紙を書くと、快く会ってくれた。早速会って相談すると「アメリカの大学卒業は日本の大学卒業程度と同じ。どうせ行くなら大学院にしなさい」というアドバイスをもらう。日本で学士を取り、そのあと大学院留学をすればいい、と勧めてくれた。

「日本で大学かあ…。」
その頃社会人学生という言葉もなく、どうやって学ぶのか見当もつかなかったが、その後調べていくうちに、仕事とバレーボールと学業を両立できそうで、かつ受験がなく、安価で学べる放送大学と大学卒と同等の学位が取れる大学評価・学費授与機構の存在を知る。

放送大学で単位を積み上げながら、大学評価・学位授与機構で学位取得を目指すことに決めた。

【ご参考】
◆放送大学卒業までの費用と目安
入学料と授業料(124単位分)で最低704,000円必要(2007年11月現在)

この続きは「私の学費やりくり術2 大学院留学のお金はこうやって作る!
」をご覧下さい。

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