社会人の大学・大学院/社会人の進学・学生生活事例

借金からの出発、留学実現の学費やりくり(2ページ目)

学びたい!と思った時、気になるのはやはりお金。私費でアメリカ大学院留学を実現させた私がどうやって学費をやりくりしたか、教えます!

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド


奨学金返済の道のり

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お金を節約するために読みたい本は図書館でリクエスト!週末は図書館通いが定番に。

社会人になったと同時に、家に少しだが収入の一部を入れることになり、また洋服代や飲み会などでお金は瞬く間に消えていく。それでも借金90万円という現実は重く、奨学金返済のために毎月1万円ずつ貯金をすることにした。しかし無知な私は普通預金で貯める方法しか知らなかった。


私が借りた奨学金は、最長11年以内に返還すればよく、毎年冬に支払い請求が来る。社会人1年目の冬に第1回目の返済をした後、育英会会報で一括で残りの額を支払うとその返済額の数%が戻ってくる報奨金制度があると知る。あと2年以内に残りの金額を全て返済すると決め、ひたすら毎月の給与とボーナスを普通預金で貯め、すずめの涙ほどの金利も合わせ、第3回目の請求時になんとか残額を一括返済できた。

ただでさえ少ない入社1~3年目の給料の大半を奨学金返済にあてたおかげで、社会人になってから「無駄遣いしない」という考え方が培われたと思う。

ちなみにこのとき支給された報奨金で、記念に腕時計を買ったが、その時計はどこかで落としてしまい、それっきり…。(涙)



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