人脈構築にマーケティングのテクニックを活用しよう!
成功する人脈形成はまず「これだ!」という目的を明確化することから始まる。 |
ビジネスパーソンであれば、誰しもが願うことだと思います。そして、積極的な方であれば、多くの人と知り合いになろうとどんなものでも異業種交流会と名のつくものに出席して名刺交換に明け暮れることもあるでしょう。
ただ、このような方法は、ほとんど効果がないというよりは時間と労力、そしてお金の無駄になります。結局は名刺交換をしただけで、その後何も繋がらなかったというのがほとんどではないでしょうか。それでは、人生を豊かにする人脈はどのように築けばいいのでしょうか?
最も重要なことは目的を明確化させることです。まずは「自分はどのような人脈を得たいのか?」という目的をはっきりさせましょう。目的が明確化されれば、次はセグメンテーションを行います。セグメンテーションとは、マーケティングのテクニックで市場を属性によって細分化していく作業です。たとえば、勤めている会社や職業、年齢、年収、家族構成などのデータを基に市場を細かく区切っていきます。
このようなセグメンテーションが終われば、次はターゲティングを行っていきます。たとえば、勤めている会社の規模と年齢でセグメンテーションを行えば、ターゲットを大企業に勤めている20代の男性などというように細かく定めることができます。そしてターゲットが定まれば、そのターゲットとする人が集まりそうな異業種交流会やセミナー、講演、パーティなどを探して参加します。
『類は友を呼ぶ』という諺もありますが、会のテーマや参加対象によって、同じような属性を持った人が集まるので、ターゲットを定めれば自分の目的の人脈を構築できる可能性も高まるということです。
ここで重要な基準は、テーマや参加対象に加えて参加費にあります。よりハイレベルな人脈を築きたいのであれば、通常自分が支払っている参加費よりもワンランク上の交流会やセミナーに参加してみることも大切です。参加費というのは集まる人脈のレベルを決定する重要な基準の1つであり、高額な参加費を徴収する集まりにはそれ相応の人達が集まるからです。