「ぶっつけ本番勝負」をしない
「プレゼンテーションはありのままの自分で取り組むべき。準備をするのは、ありのままの自分を出せなくなるから、ぶっつけ本番がよい」
こうした理屈もたまに聞いたりしますね。とくに就職活動の面接などでは、顕著に多い考え方です。しかし残念ながら、初心者がぶっつけ本番で、ありのままの自分を出せることは少ないようです。頭がまっ白になって、本来の力の半分も出せない。そういう結果になってしまうことが多い。
プレゼンにおいて、事前の準備は必須項目。それは疑いようのない事実なんですよ。そもそも「ありのままの自分を出すこと」がプレゼンテーションの目的ではないはず。プレゼンの目的は、必要な情報を相手に伝え、それによって聞き手を動かすことなのですから。
プレゼン初心者の心得
前後編で4つのポイントについてお話ししてきました。大切なことはこれだけではありませんが、考え方1つで変わるという意味では、この4つは役に立つと思います。
まずは練習あるのみ。それによって、本番の恐怖や緊張もなくなるし、「十分に準備した!」という自信がわいてきます。もちろん、長期的なトレーニングも必要ですが、まずはそこから初めてみませんか?
■関連サイト
◆「営業力がUPするプレゼン術」
ガイド野村の著書。お時間があれば合わせてどうぞ。
◆「はじめてのプレゼン」NG集(前編)
本コラムの前編です。