「この人の話し方って、なんとなく印象いいな」と思わせる人っていますよね。逆に「この人って、なんか嫌な感じがする。あまり話を聞いていたくないかも」と思わせる人もいます。話の中身がどうこうではなく、ただ単に話し方の差で印象が大きく変わる。

どうせならば、良い印象を持ってもらう話し方がしたいですよね。そりゃ、そうです。あえて悪い印象を持たれたい人なんているわけがありませんから。では、具体的にはどうしたら良い印象を持たせる話し方ができるのでしょうか? 今回はそんなテーマでお話ししていきましょう。

良い印象ってどういうの?

好印象を与えるために、まずは「良い印象とは?」について考えましょう
まずはそもそも論として、良い印象は、どういうものでしょうか? にこやかで優しそうな感じ? キリッとしていてプロっぽい感じ? どっしりと落ち着きがある感じ? どれも一般的には良い印象と言われやすいですが、十分ではありません。

実は「良い印象って、どういうもの?」の問いに対する万能の解答はないのです。どんな印象を持っている人だって、万人から好かれるというのはあり得ない。好感度ランキング1位の芸能人だって「あ~、あの人は好きじゃない」というアンチが必ずいるものですから。

ですから、誰からも好かれる必要なんてないわけです。万能である必要はない。世界中から好かれなくても、自分と接する人にだけ好印象が与えられれば十分。だから漠然と「どうすれば良い印象を与えられるだろう?」と考えるよりも「自分が好かれたい対象者にとっての好印象って、どんなのだろう?」と考えたほうが、より効果的なのです。

「なるほど、自分にとって都合のいいように、カスタマイズされた印象づくりが必要なのだな」と思ったあなたは勘がいいです。ここからはそのためのプロセスを3ステップに分けてご説明していきましょう。3ステップとは「キーワード探し」「モデル探し」「個別要素化」です。