プレゼンテーション/プレゼンテーション力上達法

「はじめてのプレゼン」NG集(後編)

初のプレゼンで失敗しない方法の第2回。「こんな誤解をしていたら、そりゃ失敗しますよ」という失敗の定石を知れば、あとはそれを避けるだけです。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

こんな考え方では、プレゼンは危うい。
考え方を矯正しましょう。

はじめてのプレゼンテーションでは不安がいっぱい。でも、多くの人がやってしまう間違いを知っているだけで、「ありがちな失敗はやらずにすむ」という安心感が持てます。

今回、前後編でお伝えしている「はじめてのプレゼンNG集」の後編です。
前編はこちら

「聴衆はカボチャ」と思い込まない

「自分はあがり症で、人前で話すのは苦手なんですよ……。どうやって緊張に対処したらよいですか?」

これも良くある質問の1つですね。初めて大勢の前で話すとなると、緊張するのは当然です。こんなときによく聞くのが「聴衆をカボチャと思え」というもの。こんなセリフを信じては絶対にダメですよ。聴衆はカボチャではありません。人間です。
 

ためしに実際にカボチャに話しかけてもらえばわかるのですが、とても熱意を持って話せないはずです。聞き手が感情ある人間で、話し手の話に対して「良かった」とか「良くなかった」とかの意見を持ってくれるからこそ、話し手は熱意をもって話せるのです。

聴衆の反応を気にしすぎてペースを乱してしまうのも良くありませんが、最初からまったく無視してしまうのも考えものですからね。

 

次のポイントは「ぶっつけ本番」について。続きは次のページ

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