プレゼンテーション/プレゼンテーション力上達法

「はじめてのプレゼン」NG集(後編)(2ページ目)

初のプレゼンで失敗しない方法の第2回。「こんな誤解をしていたら、そりゃ失敗しますよ」という失敗の定石を知れば、あとはそれを避けるだけです。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

「ぶっつけ本番勝負」をしない

「プレゼンテーションはありのままの自分で取り組むべき。準備をするのは、ありのままの自分を出せなくなるから、ぶっつけ本番がよい」

こうした理屈もたまに聞いたりしますね。とくに就職活動の面接などでは、顕著に多い考え方です。しかし残念ながら、初心者がぶっつけ本番で、ありのままの自分を出せることは少ないようです。頭がまっ白になって、本来の力の半分も出せない。そういう結果になってしまうことが多い。

プレゼンにおいて、事前の準備は必須項目。それは疑いようのない事実なんですよ。そもそも「ありのままの自分を出すこと」がプレゼンテーションの目的ではないはず。プレゼンの目的は、必要な情報を相手に伝え、それによって聞き手を動かすことなのですから。

プレゼン初心者の心得

前後編で4つのポイントについてお話ししてきました。大切なことはこれだけではありませんが、考え方1つで変わるという意味では、この4つは役に立つと思います。

まずは練習あるのみ。それによって、本番の恐怖や緊張もなくなるし、「十分に準備した!」という自信がわいてきます。もちろん、長期的なトレーニングも必要ですが、まずはそこから初めてみませんか?


■関連サイト

◆「営業力がUPするプレゼン術」
   ガイド野村の著書。お時間があれば合わせてどうぞ。

◆「はじめてのプレゼン」NG集(前編)
   本コラムの前編です。

【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でプレゼンテーション関連の書籍を見るAmazon でプレゼンテーションの書籍を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます