職場のバレンタインデーで気をつけるポイントは?
職場のバレンタインマナー
現在は、といえば『本命チョコ』『義理チョコ』はたまた『逆チョコ』という言葉も生まれるなど、バレンタインデーの多様化が進んでいます。 会社の人・仕事先の人に贈るバレンタインデーで気をつけるべきポイントをみてみましょう。
普段の仕事での感謝の気持ちをチョコレートで
感謝の気持ちをチョコで。間違っても「これ義理チョコです」とは言わないように
儀礼的なことは一切なしという会社もあるそうです。当然、バレンタインデーのチョコレートも禁止。一切贈らないというのもスッキリとはしていますが、何だか寂しい気もします。当日は、男性も女性もその事には触れずにただ仕事……、というのも不自然な話。
『義理チョコ』は『感謝チョコ』です。日頃の感謝の気持ちをチョコレートで表してみるのもよい機会ではないでしょうか。
■チョコはコミュニケーションツールに
普段あまり話すことのない人や、苦手な上司や先輩に「いつもありがとうございます」とチョコレートを贈ることで、話しやすくなるきっかけになるかもしれません。仕事もスムーズに進めば、それは立派なビジネスツールです。
舌の肥えている方には有名パティシエのものや、小粒でおしゃれなチョコレートが良いでしょう。お子様がいる方にはお土産になるようなものが喜ばれるのではないでしょうか。
職場のバレンタイン、贈る際の5つの掟
職場ごとのバレンタインマナーに従おう
プライベートで『本命チョコ』を贈るのとでは事情が異なります。『義理チョコ』『逆チョコ』と軽い響きですが、職場では相手のみならず周りへの気遣いも当然求められます。
少々ややこしい話のようですが、たった5つのポイントさえ押さえておけばOKです。
■パッケージの掟
受け取って嬉しいチョコレートですが、大きなものでは持ち帰りに不便。たくさん贈られる男性ならなおさらです。コンパクトなもの、そして包装にも気を配りましょう。直球とも取れるような真っ赤なパッケージやハートが多用されている包装は避けたほうが良いかもしれません。勘違いをする人が出てこないとも限りません。
■価格の掟
感謝の気持ちを表すとはいえ、高価なものを贈る必要はありません。要は気持ちです。それに贈られた側からすると、お返しのことも考えるでしょう。相手に負担をかけない気遣いも必要です。複数に贈る場合には価格で差をつけるのも良くありません。
■タイミングの掟
贈る相手の忙しい時間帯は外すのがマナー。お茶の時間がある職場ではその時間を利用して贈るのも雰囲気が盛り上がって皆で楽しめるかもしれません。出先から帰ってきた人に「お疲れ様でした。これみんなからです」と言いながら渡すのも喜ばれるでしょう。また、バレンタインデーが土日にあたるようでしたら、前もって贈ることをおすすめします。
■公平の掟
贈られた人と贈られなかった人がいると、「もしや自分だけ貰えなかった?」と傷つく可能性も大です。贈る場合には全員に公平に。とはいえ、大人数の場合には、「大きなBOX入りチョコレートを皆さんで」とか「役職者のみ全員」など、誰からみてもわかりやすいルールを作ると良いでしょう。
■女子の掟
ここが最も大切なポイントです。職場の慣習に従うのがマナーです。特に周りの女性にしっかりとリサーチをし、ぬけがけだと思われないようにすることがポイント。必ず先輩女性社員に声をかけ相談するのが、後の気まずさを回避する最善の策です。みんなでお金を出し合って贈っているのなら、その仲間に加わるのがスマートです。
バレンタインは一種のお祭りのようなものです。
無理をすることなく、出来る範囲で楽しみましょう。世の中、暗いニュースが蔓延していますが、このチャンスを上手に使って職場の雰囲気を一瞬でも明るくしたいものです。
また、会社は公共の場。本命チョコはくれぐれも人目につきにくいところでさりげなく渡しましょう。周囲に配慮することがマナーです。
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