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二世帯住宅で暮らす/【実例】二世帯住宅の間取り・プランニング

独立二世帯住宅、コンパクトでも実現できる間取りとは(4ページ目)

建坪40坪という厳しい条件の中、コンパクトながら完全独立の二世帯住宅を実現した、フレキシブルな空間使いをご紹介します。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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空間を広く感じさせるワンポイント

最後に「空間を広くみせる工夫」について、ちょっとしたコツをご紹介しましょう。今回の設計で取り入れているのは、『視線の先に「窓」を計画すること』です。それでは、平面図とあわせて実際の写真をご覧下さい。

二世帯住宅実例
(1)リビングから階段上がり口へ抜ける視線、縦長の窓を配置
(2)キッチンからリビングスペースへの視線、床までの窓を配置
二世帯住宅実例
二世帯住宅実例
(3)ダイニングからリビング・寝室スペース・階段上がり口への視線。それぞれの視線の先には、どこも床までの窓が見える。

このように窓を配置することで、視線が抜け、広く見える効果を狙っています。例えば、リビングや階段上がり口など、腰の高さの窓でも良い場合でも、あえて床まである縦長の窓を使うことで、より抜け感が高まります。また、動線を考慮し、動く先々に窓があることで、視覚的に広いと感じる効果が得られます。このような細かい配慮の積み重ねが、快適な空間につながると、実感できるのではないでしょうか。


実はこのプラン、家族が成長した将来の『加齢対応』だけでなく、次のステージとして『賃貸対応』にも対応しています。1階の世帯間が行き来するドアを壁に変更してしまえば、完全に独立した2つの住戸にすることが可能なのです。フレキシブルな設計により、どのライフステージにも対応できることができるこのプラン。ぜひ、計画のヒントにして頂ければと思います。


二世帯住宅実例ページはこちら

実際に二世帯住宅で建てられた方の事例を、豊富な写真と間取りで掲載しています。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)

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