突然の腰痛では、腰背部に手を当て、ゆっくり体勢を整え、今以上に腰の筋肉に負担のかからないようにします。 |
今回は、腰痛の主な種類と原因、その治療方法についてご紹介しましょう。
腰部の疲労が蓄積
筋膜性腰痛症
同じ姿勢での仕事は、腰の筋肉に疲労がたまる原因となります。時間を決めて、席を立ったり、ストレッチをしたり、筋肉を動かしましょう。 |
症状は・・・
- 腰が重だるくなりやすい
- 体を動かした時に腰が痛む
- 腰に疲労感がある
長時間のデスクワークや車の運転、姿勢が悪かったりと、日常生活の中に筋肉疲労の原因があることがほとんどです。痛みの程度は様々で、病院でのレントゲンにも異常は認められないことが多いです。このタイプの腰痛は、心がけ次第で慢性化を防ぐことができるでしょう。逆に放っておくと慢性化をし、腰痛を繰り返しやすいのも特徴です。
筋膜性腰痛の治療法
筋膜性腰痛症は、姿勢を保つ筋肉が疲労し、腰の筋肉が緊張してしまい起こることが多いため、不良姿勢にならない心がけが必要です。デスクワークや車の運転など、長時間同じ姿勢をとる人に多いタイプの腰痛なので、約30分~1時間毎に休憩を入れることをおすすめします。このときの休憩は、胸を開くストレッチをして、猫背のように前屈みの状態を脱します。すると背骨のカーブにも好影響を与えることができ、腰への負担を減少させる姿勢に近づきます。
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