前かがみで腰が痛む人は多い

朝、洗顔がつらいと感じる人は少なくありません

朝、洗顔がつらいと感じる人は少なくありません

腰の不調に悩む人の中に多くみられる症状があります。それは、顔を洗う時や靴下を履く時のように前かがみ(おじぎをする姿勢)になると腰が痛むということです。

慢性化すると毎日のように前かがみの動作で腰が痛むため、その都度気になってしまい、気分もスッキリせずその動作がストレスに感じるようになる人もいます。

腰部・骨盤コンディションチェック

腰や骨盤周りの筋肉が硬くなりそのコンディションが悪くなると、前かがみの腰痛につながる恐れがあります。その際、ある傾向がみられます。簡単な動作で確認できますので、次の動作をゆっくりと行いチェックしてみましょう。

両足を揃えてゆっくりと前屈した際に腰や下肢に何か症状を感じますか?

両足を揃えてゆっくりと前屈した際に腰や下肢に何か症状を感じますか?

1. 足を軽く閉じ揃えて立ちます。
2. 両手を床につけるようにして、前かがみになっていきます。この時、太ももの裏側やヒザ裏の辺りが伸びない感じがしますか?

もし柔軟性が低下しているように感じたり、ヒザの裏あたりが硬くて突っ張ってしまい、これ以上は前屈できないといったような「突っ張り感」や、言葉では表現しづらい不快感・違和感が腰部・下肢に起こる場合は、腰や骨盤辺りに問題がある可能性が高いと言えます。腰や骨盤に不快感がなくても、下肢の筋肉の過度な緊張により前かがみ腰痛を起こす人もいます。

注意が必要な前かがみの腰痛とは?

前かがみ姿勢で起こる腰痛の中でも、注意が必要なケースがあります。それは、お尻・太もも裏・ふくらはぎ・足の指などに痛みやしびれを伴う場合です。痛みやしびれを感じる範囲、筋力の低下はあるか、下肢を動かすことはできるかなどの確認が必要にあるケースです。

腰部の状態により、可能な前かがみの角度や出てくる症状にも違いが出ます。咳やくしゃみ、トイレでお腹に力をいれるといったことがつらく感じる場合もありますでの、症状はメモをとっておきましょう。悪化すると歩行困難になる人もいますので、このような症状を伴う腰痛の場合は、早めに整形外科を受診しましょう。

前かがみでの腰痛を予防するには?

前かがみで生じる腰痛は、腰部・骨盤周囲の筋肉疲労が絡んでいます。腰部・骨盤周囲の筋肉そのものが痛みの原因となっている場合もあれば、ふくらはぎや太ももの筋肉疲労が腰部・骨盤周囲の筋肉疲労を起こす要因となり、その結果前かがみ腰痛へ……という人もいます。

前かがみ腰痛を予防するためには、姿勢による負担を軽減させ、姿勢保持の基盤となる腰部・骨盤のバランスを安定させることがポイントになります。パソコンワークなど、同じ姿勢が続く人や運動不足の人は、姿勢保持の筋肉が疲労しがちになり、前かがみ腰痛のリスクがアップするため、日頃のケアが必要になります。

前かがみ腰痛の予防エクササイズ

まず試していただきたいのは、「オフィスでできる猫背矯正法」で解説した猫背矯正の3ステップす。一日の中でなるべく姿勢の良い状態でいられる時間を増やしていきましょう。

腰はゆっくりと反らせていきましょう。痛みが出る場合は中止してください。

腰はゆっくりと反らせていきましょう。痛みが出る場合は中止してください。

次に腰を支える時に使われるお腹側の筋肉を伸ばしてあげましょう。うつ伏せに寝た状態から、両手を床に着いてヒジを伸ばしていきます。急激に行わないようにご注意ください。

ゆっくり動き、腰を反らせた状態を5秒間ほど保持します。この時、腰が反るのですが、もし違和感や痛みが出る場合は、腰に他の問題がある可能性があるため、中止してください。お腹側の筋肉が、気持ちよく伸ばされればOKです。



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