【 INDEX 】
・まずは夜市で庶民の味を食べ漁る⇒ p.1
・オシャレな茶葉料理で優雅なひと時⇒ p.2
生活に密着する薬膳の宝庫「夜市」
「緑豆愛玉」は自然な緑豆の味を生かした、夏にぴったりのジュース |
緑豆は中国ではお馴染みの夏バテ解消食材なんですが、皆さんには春雨やもやしの原料といえばおわかりでしょうか。甘く煮た緑豆とクワ科の植物の種である、ゲル状の愛玉を合わせたドリンクで涼をとったら、お次はジュージューと音のなる方へ……。
台湾屋台の名物といえば「?仔煎」。ひとつ150円くらい |
台湾でよく見かけるのが、南国のフルーツ屋台。日本ではあまり見かけない色とりどりの果実が、ひとつから買うことができます。
仏手柑の英名は「フィンガード・シトロン」 |
グロいものつながりというわけでもないのですが、またまた珍しいものを見つけたので、すかさずシャッターを押したのがこれです。
欲している人はその部分が弱まっている証拠?! |
漢方でも、カラダの足りない機能を動物の同じもので補うことを「似臓補臓」(イゾウホゾウ)といいますが、コリコリ系の舌や心臓は、好きな人は病みつきになるそう。見た目よりイケル味なので、台湾屋台へ遊びに行った際には、是非トライしてみてはいかがでしょうか。もちろんお腹をすかせて行く事、必須です!
【緑豆】 熱を下げ、喉の渇きをとる。解毒作用もあり、皮膚の化膿症にもいい。
【牡蠣】 ほてりやのぼせに良く、血液を増やす働きもある。牡蠣の殻は精神安定の生薬。
【仏手柑】 滞った気をスムーズにさせるので、わきの張ったような痛みや、食欲不振にもいい。
食欲を刺激する夜市のパワーに圧倒されつつも、次のページではちょっとオシャレなカフェの茶葉料理をご堪能ください!