１年目をクリアする対策【２】
必要利益を確保するには？
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| 「利益」が自分への給料になります。売上を上げても経費を使ったら利益は減少します。経費の中で一番大きな費用は、自分の時間経費です。 |
仕事単価は、不況の影響で下がっています。仕事量そのものも減っているので、発注主は買い手市場。早く・安く・質の高い仕事をしてくれる人を選択することができます。そんな環境下で、利益を確保するには、１回の業務の単価は安くても、継続的な取引が可能かどうか、レギュラーの仕事になり得るかどうかがポイントになります。また、自分の得意分野を作ったり、実績となり今後の営業にプラスになる仕事かどうか、という戦略的な視点から取引先や仕事をみて判断していくことも必要です。
明確な利益目標（いくら稼ぐか）を数字で計算しておくことが不可欠になります。最低死守する売上は？、目標とする売上を達成するにはどんな仕事をいくらでどの位受注すればよいのかを数字でシミュレーションしてみましょう。そうすると、目標が現実的に可能かどうか、その達成可能性が分かります。そして、必要利益を確保するには、具体的にどう行動していけばよいのかという思考に切り替えていきましょう。
【参照記事】
・「必要売上目標」の簡単計算方法
「失敗は成功のモト」はウソ！？
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| 失敗の原因が何かを考えて次に活かすことで、失敗は成功のモトになります。 |
独立後に重要なことは、失敗をしたり、上手くいかないことがあったら、その原因を徹底的に考えることです。その原因をつきとめて、次へつなげるからこそ、「失敗は成功のモト」になります。失敗をそのままにしておいては、何も変わらないため、同じ結果を引き寄せてしまいます。
もう１つ、大切なことは、何があっても自信を失わないことです。そのタフな精神力があれば、失敗から学び、次のステップへと自分を成長させていくことができます。独立したら、自己成長力がより求められるようになります。解決策に窮した時は、自分1人で悩まないことも大切なことです。経験不足は、仕方ないことです。先輩や専門家に相談することで、簡単に解決できることもたくさんあります。
ぜひ、小さな達成感を積み重ねて、仕事への意欲を高めていっていただきたいと思います。仕事ぶりを評価して応援してくれる人が増えていけば、事業は必ず軌道に乗ります。
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