仕事が減って不安…　ピンチをチャンスに！(2ページ目)

「重要で緊急でないこと」が、実は一番重要なこと！

「７つの習慣」の中で最大ポイントとなった部分をさらに詳細に掘り下げたオススメの１冊です。

スティーブン・R・コヴィー氏は、著書の中で、第一領域（すぐに対応しなければならないように見えるもの）に集中している限り、それに振り回された生活になり、やがて疲れ果ててしまう、と述べています。そして、重要であると自分で認識しているにもかかわらず、（締め切りがないことで）先延ばしていることに取り組むことで、仕事の業績や生活の質を著しく向上させることができる、と断言しています。

人間は、どうしても楽な方を選択してしまいます。他人に締切り日を設定してもらった仕事をやる方が実は楽なのです。しかし、独立して自分がやりたい仕事、納得いくポジジョンで仕事をするためには、計画を立てたり、勉強したり、人間関係づくりをしたり、主体的に行動していくことが必要になります。自分が望む目標や夢を実現させるためには、積極的に行動を起こしていかなければなりません。それは、短納期のキツイ仕事をこなすことよりも、難しいことになるわけです。

スティーブン・R・コヴィー氏は、そのイタイところを見事に指摘して、多くの人に気づきを与えています。予期せぬことで、自由にできる時間を手に入れたら、それはある意味ラッキーなことかもしれません。そう受け止めて、今後の仕事や生活を充実させるために、時間とエネルギーと頭を使いましょう。