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4月からメタボ健診が義務化!その内容とは(2ページ目)

4月から、40歳以上の医療保険加入者を対象に「メタボ健診」が義務づけられます。今や、男性は2人に1人、女性は5人に1人がメタボ予備軍!? 肥満気味、最近太り出したという方は要チェックです!

執筆者:塚田 祐子

メタボと診断されると、保健指導を受けることに!

従来の健康診査と違う点は、健診を受けただけでは終わらないことです。健診でメタボリックシンドロームと診断されると、特定保険指導を受けなければなりません。保険指導は、健康リスクの程度によって「動機づけ支援レベル」と「積極的支援レベル」に分けられます。

動機づけ支援は、個別面接を受け、半年後に生活習慣が改善されたかどうかの評価を受けます。積極的支援は、管理栄養士や保健師さんと面接をして、生活習慣や食習慣の聞き取りから、食事の改善や運動メニューなどについて生活指導を受けることになります。腹囲や摂取カロリーなどの目標を設定して、3~6ヶ月にわたって電話やメールで継続的に指導されます。

【参照サイト】
・どのレベルの保険指導を受けるかの数値基準については、以下のページを参照してください。
特定保健指導対象者の選定基準(東京都豊島区のホームページ)
・保険指導の内容については、厚生労働省のホームページからダウンロードできます。
標準的な検診・保険指導プログラム(PDFファイル)

メタボ該当者・予備軍は、
男性は2人に1人、女性は5人に1人?

メタボ健診
体重測定を習慣にして、理想体重を意識するだけでも効果があります。
厚生労働省が発表している推定データによると、メタボ健診の対象となる40~74歳までの人のうち、メタボもしくはメタボ予備軍は、男性は2人に1人、女性は5人に1人となっています。診断基準の是非や健康統制?という制度自体への批判もありますが、それはさておき、メタボ健診を病気の早期予防と考えて利用すれば、将来の健康リスクを減らすことができます。

また、生活習慣病の発症は、年々低年齢化しています。20代、30代であっても、安心してはいられません。喫煙、飲酒、食事の偏り、運動不足、ストレスなど、不健康の元になる因子は、なるべく減らしておきたいものです。「健康」は、フリーランスにとって、最大の資産。そして、健康は自分でつくっていくものです。自分の体は、自分の選択したモノで作られています!


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