どんな人が受かりやすい?
高卒者または各種専門学校卒業者として出願資格審査を受ける場合、どんな人が受かりやすいのか、北海道大学法学部の宮本教授にお聞きしました。―どんな人が受かりやすいのですか?
「公共政策の経験を積んでいる人、ですね。」
―具体的には?
「例えば行政等に携わっている公務員だけでなく、民間企業で第3セクターの都市開発や、NPO(非営利団体)の立場で政策に関する企画・立案に携わっている人などです。官民は問いません。」
地方分権やグローバル化、民間への権限委譲が進み、政策に関する知識や、政策企画・実行する能力、リーダーシップを持つ人材が求められています。こうした社会的要請を受け、北大公共政策大学院は、トップレベルの教授陣(政策の最前線から招いた8人の実務家教員と、研究の最先端を担う15人の専任教員、30人の兼担教員)による徹底した小人数教育で、政策プロフェッショナルを育てることを目指します。
入学資格審査出願期間/入学資格審査に必要な書類
出願期間2004年11月30日~12月6日(必着)
入学資格審査の提出書類
・成績証明書(最終出身学校のみ)
・卒業証明書(最終出身学校のみ)
・2000字程度の志願理由についてのレポート
著書や資格など、自己の能力を証するものを提出してアピールすることも可能です。
審査結果は、12月8日に通知され、資格審査で受験資格を与えられた方については、(1)一般専攻(募集人員20名程度)、(2)基準特別選考(募集人員 5名程度) (3)社会人特別選考(募集人員 5名程度) などの選考試験を受験し、合格すれば晴れて大学院生となります。
北海道大学公共政策大学院
入学金:\282,000授業料:\520,800(年)
大学院修了時に授与される学位:公共政策学修士(専門職)
※同大学院の講義、演習は基本的に平日の昼間に展開されることを前提としているため、仕事を持つ社会人の場合、有給休暇等で昼間講義を受講する必要がある。
なお、一部の科目については、夏や冬の集中講義として開講するほか、履修指導教員や科目担当教員と大学院生が相談して、開講日時を調整することが可能。
北海道大学公共政策大学院のホームページはこちら
【関連記事】
・専門卒からの大学院受験は可能?
・高専、短大卒からの大学院受験
・大卒でなくても大学院に行ける!『出願資格事前審査』徹底解剖
・高卒から博士後期課程もアリ!信州大学インターネット大学院
・日本で仕事を続けながら、イギリスのマスター取得。英国ウェールズ大学大学院(MBA)
・「ハマる」と評判!仕事をしながらMBA取得(Bond-BBT-MBAプログラム)
・新卒?中途?社会人学生の就職(転職)活動