社会人学生の就職活動、新卒?それとも中途?

「22歳で大学卒業後、就職。2年間働いた末、大学院に合格。大学院修士課程へ進学するにあたり、現在の仕事を休職すべきか、退職すべきか迷っています。2004年4月入社の新卒採用へ応募することは可能でしょうか? 」というメールを読者の方からいただきました。

社会人学生の就職活動はどんな位置付けになるのでしょうか?


人事担当者の意見によると。

実際某企業の人事採用担当者に取材したところ、意見が分かれました。

A社(電気メーカー):新卒として採用します。
もし3月に大学院卒業で4月入社であれば、年齢関係なく新卒として扱います。ただし、年齢や学歴、経歴に応じて、給与や待遇は考慮します。

B社(外資系メーカー):新卒じゃないですよね。
社会人経験がある以上、厳密には中途として扱います。
ただ、年齢が若く、社会人経験も浅いので、新卒枠として採用する可能性もありますが。

C社(総合商社):職務経験によります。
社会人経験が1~2年未満でかつ4月入社であれば、第2新卒です。3年以上の社会人経験がありましたら、やはり中途ですね。第2新卒として入社した場合は、一般の新卒者と給与、待遇は同じになります。

と、各社ばらばらです。


大学側の意識は?

例えば、北陸先端科学技術大学院大学では、博士前期課程修了者の就職に関して、社会人学生は中途採用による就職活動中との記述があり、「社会人学生の就職活動=中途」 という位置付けをしているようです。

一方、知り合いの社会人学生は、2年の社会人経験を持ちつつも、大学院卒業後、新卒枠で某大手電気メーカーに就職しました。

その他にもいくつかの事例を調べてみましたが、社会人学生が卒業時に就職、もしくは転職する場合、『新卒採用』と『中途採用』のどちらかになりますが、各社によってかなりばらつきがあり、いずれにしても今のところ、明確な基準はないようです。

つまり、自分の意識と、採用側の意識に委ねられている状態なのです。


ところで【転職のノウハウ】ガイドの西村氏によると、「新卒枠での就職活動はオススメできない」と言っています。一体なぜ?→次のページへ