母校消滅の恐怖!

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問い合わせ先大学がなくなってしまった場合はどうしたらいい?

ここ数年、少子化による生徒数の減少、新規大学数の増加などから経営難に陥り、学生募集を停止する大学(主に短期大学)が目立つ様になってきました。

最近は転職や社会人の再進学が増えていることもあり、卒業後に卒業証明書や成績証明書が必要となることもあります。しかし、母校がなくなった場合、自分が在籍していた時の履修科目や成績などのデータはどうなってしまうのでしょうか?
また、母校自体がなくなってしまった場合、どこに問い合わせればいいのでしょうか?

系列大学が引き取り手になる場合

短期大学が閉学になる場合、同じ経営母体が経営する大学に引き継がれるケースが多いようです。

例えば、2001年に学生募集を停止した東京女学館短期大学が持つ学生等の履歴は、東京女学館大学に引き継がれています。東京女学館短大卒業生は、各種証明書の発行など東京女学館大学に問い合わせることになります。

また、2005年3月に最後の学生が卒業する千葉短期大学。同短大は学校法人千葉学園が経営しており、閉学後は同学校法人千葉学園が経営する千葉商科大学が引き継ぐことが決定しています。

経営母体が違う大学が引き継いだ場合

経営母体が違う引き取り例としては、短大から大学に移行したものの、開校してからたった3年で、一度も卒業生を出さずに閉学した立志館大学。在校生は呉大学が引き取ることとなりました。

立志館大学キャンパス跡地は、そのまま呉大学が引継ぎ、坂キャンパスとして生まれ変わりました。立志館大学のデータは全て呉大学坂キャンパスが保持し、成績証明書や卒業証明書は呉大学坂キャンパスが発行します。なお、この転学に伴い、単位の置き換えや、修得すべき単位の一部変更などがあったそうです。

大学以外が引き取り手になるケースも

2008年に閉学を決定した神奈川県立外語短大は、「短期大学」という枠組を外れ、新しく2011年度から県立国際言語文化研究センター(仮)に新しく生まれ変わる予定です。

同大ホームページによると、「在校生の教育は卒業まで保証されており、また教授陣も原則として全員がセンターに移行。短大関連の業務や各種証明書の発行は、同センターに引き継がれ、そのようなことでご迷惑をおかけするようなことは一切ありません。」と説明されています。

県立や都立の大学が改編、閉学等になった場合は、神奈川県立外語短大の例のように改編後の団体か、もしくは各地方自治体が引き継ぐことになるようです。(文部科学省)