平日夜間と土日開講。働きながらでも修了できる
図書館には専門書はもちろん、最新の雑誌も揃っている |
もちろん駅近、子育て支援も
仕事と学校を両立するに当たって重要なのが学校の立地。同大学院は東京校と大阪校があるが、東京校は麹町駅からすぐの立地で、半蔵門駅、四ツ谷駅、市ヶ谷駅の3つの駅から徒歩10分圏内と好アクセス。大阪校も心斎橋駅から徒歩4分の御堂筋沿いの立地で、仕事帰りに立ち寄りやすい。また「子育てしながら学びたい」と言う声を反映して、無料託児所サービス(東京校、土曜日のみ)も提供している。小さな子供を持つ親にとって、子供を安心して任せられ、なお勉強に集中できる環境は本当に助かるものだ。
グロービスのデメリット
いいことばかりのように見えるが、実はグロービスにもデメリットがある。それは、「名前が知られていない」ということ。1992年に渋谷の小さな貸し教室でスタートした学校は、10数年で大学院設立にまで成長した。しかし歴史が短く、知名度はまだまだ低いため、ブランド力が弱い。これから知名度が上がっていくかどうかは、卒業生の活躍にかかっているがそれにはもう少し時間がかかるだろう。もしただ単に有名な大学院の学歴が欲しいのであれば、現時点ではグロービス経営大学院をオススメすることはできない。しかし、仕事で使える実力、自分で考える力、そして将来の可能性を考えた時、グロービスはきっと力の源になるだろう。
取材後記
以前から、GDBA(グロービスの非学位経営プログラム)の名前を聞いたことがあり興味を持っていた。実際に学校に行ってみて感じたのは、とにかく学生も先生も、そしてグロービスで働いている人たちも皆、なんだか楽しそうで活気にあふれている、ということ。とにかく「アツい」のだ。
こんな雰囲気で勉強できる機会はなかなかない。ならば自分でそのきっかけを作ってみるのもいいかもしれない。
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