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グロービス経営大学院が選ばれる理由(2ページ目)

1科目から学べるビジネススクール「グロービス経営大学院」を取材した。デキるビジネスマン達がグロービスを選ぶ理由とは?

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド


迷いがあるうちに大金を払うよりは、少額から始められるのが魅力

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単科生を経て大学院に進学した寺井真紀子さん
現在、同大学院で学ぶ寺井真紀子さんは、「入学のハードルが高いと聞いていたし、授業のペースについていけるか不安だった。またMBAが自分にとってどんな意味があるかまだ迷っていた」と単科生になった理由を語る。

日本でのMBAの取得費用は300万程度かかるが、寺井さんは「迷いがあるうちに大きなお金を一気に払うより、単科生としてまず始めた方が安心感がある」と言う。

確かに高額の学費を投資する以上、それが投資額に見合うものかどうか、迷うのは当然のことだ。このビジネススクールの単科生制度は、大学院本科生と一緒に受講でき、雰囲気や、クラススタイルなど入学後と同じ環境を体験することが出来る。もちろん実際に大学院で学ぶ人たちから、話を聞くことが出来るのも大学院進学を悩んでいる人にはメリットだ。


実務で使えるスキルへの徹底したこだわり

グロービスの受講生に「なぜグロービスを選んだのか?」と聞いて、一番多く返ってくるのが「実務で使える」「実践的な」というキーワードだと言う。

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現場主義を重視してグロービスを選んだ山本卓さん
2006年4月から、グロービス経営大学院の単科受講をスタートさせ、2007年4月からMBA取得に向けて本科生として入学した山本卓さんは、グロービスを選んだ理由を次のように語っている。

「若い頃から起業志向をもち、あえてベンチャー企業に就職して現場第一主義でやってきた。神戸大や立命館など、関西の他のアカデミックな大学も検討したが、グロービスの堀さんの話を聞いて、現場重視・実践重視と言うことだったので、同じく現場重視の自分にとっては共感できた。」

この現場・実践重視という方針は、クラススタイルにも反映されている、とグロービス経営大学院のマネジャーである佐野友昭氏は熱く語る。
「15年前からハーバード流ケースメソッドスタイルを中心に展開してきたグロービスのクラスは、一方的に講義を聴くという従来の日本の大学に良く見られるスタイルではなく、実際の企業事例を題材にディスカッションスタイルで行われます。学生は、クラスというより戦略会議に参加しているような感覚を覚え、さらに自分の頭を使って考え、それを表現することを繰り返すうちに、単に知識を詰め込んで『分かる』だけでなく、実践で『使える』レベルの能力が身についていくのです。」

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