マーケティング/マーケティング事例

バレンタインにチョコ味のビールはいかが?(2ページ目)

今年もバレンタインデーまで残すところ1週間。巷ではバレンタイン商戦真っ盛りといったところですね。今年はちょっと変わったこんなプレゼントはいかがでしょうか?

安部 徹也

執筆者:安部 徹也

マーケティング戦略を学ぶガイド

バレンタインデーにはどうしてチョコレートを贈るの?

バレンタインデーにはチョコレート!
どうしてバレンタインデーにはチョコレートなの?
それでは日本ではどうしてバレンタインデーはチョコレートを贈る日となったのでしょうか?もともと日本でバレンタインデーという記念日の存在が知られるのは明治以降のことになりますが、贈り物を贈るという習慣が紹介されたのは1936年に洋菓子メーカーのモロゾフが国内の英字新聞にチョコレートの広告を掲載したのが始まりとされています。また、店頭でのプロモーションは1958年にメリーチョコレートが伊勢丹の新宿本店でバレンタインセールと銘打ってチョコレートの販売キャンペーンを初めて実施。ところがこのキャンペーンで売れたチョコレートは3枚だけ。売上金にしてたったの170円だったそうです。そのような当初の苦労にめげず、チョコレートメーカーは『バレンタインデーにはチョコレートを!』という習慣定着に懸命のプロモーションを敢行します。1960年以降、森永製菓など多くのチョコレートメーカーがプロモーションを行った結果、1975年頃からバレンタインデーにはチョコレートを贈るという習慣を世の中に広く定着させることに成功したのです。

何かの記念日というのは消費者の財布の紐も緩みがちです。そこで、このような消費者行動の特性を捉えて企業は記念日と自社製品を結びつけて売上の増加を図る“記念日マーケティング”を実施しています。たとえば、『土用の丑の日にはウナギ』や『結婚10年目にはスイート10ダイヤモンド』、『節分の日には恵方巻き』など今では多くの人がご存じのキャッチフレーズも企業が売上を上げるための記念日マーケティングの一環というわけです。このような記念日マーケティングの観点に立てば、バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は今では着実に消費者の間で定着し、大成功を収めたマーケティングと言っても過言ではないでしょう。

チョコレート以外はこんなプレゼントが人気!

このようにバレンタインデーにはチョコレートという習慣は確かに定着していますが、最近の傾向を見てみると、チョコレート一辺倒のプレゼントから徐々に変化してきているようです。この程、銀座プランタンが実施した調査によれば、52%の人がチョコレートと一緒に他のプレゼントを贈ると解答しています。つまり、チョコレートに更なる気持ちの一品を添えてプレゼントを贈る女性が半数以上に上るというわけです。今では“義理チョコ”を贈る人も多くなってきていますから、“本命”と“義理”の差別化を行う上でもう一品という女性が増えてきたのかもしれませんね。アンケートによれば、チョコレートに添えて贈るプレゼントの第1位はネクタイ。その後に2位マフラー・手袋、3位洋服と続いています。

続いてはバレンタインデーに目立つこと請け合いの話題のプレゼントをご紹介!わずか4日で売り切れた幻のプレゼントとは?次ページへお進み下さい!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます