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発明王エジソン・シリーズ 京都の竹から白熱電灯の発明(3ページ目)

12月となるとクリスマスだ!この時期の街にはクリスマスツリーや街路樹に、電球のイルミネーションが綺麗に彩られる。この電球の発明はエジソン、それは京都の竹からブレークしたのだ。

執筆者:木村 勝己

現在は、白熱灯のフィラメントにこのタングステンが使われている。このフィラメントは約2500度の高温になるが、タングステンは融点が3500度であるため融けないのだ。またアルゴンガス等を封入して高温での蒸発を防ぐ工夫もしている。さらに不活性ガスを入れると熱が奪われるため、タングステンを二重コイルにして熱損失を防ぐといった新たな工夫も加えられているのだ。

30から40才代のエジソンは、個々の商品を組み込んだシステム化に発明の方向が移っている。1878年、白熱電灯を研究製作するためエジソン電灯会社を設立し、1882年、エジソンはロンドンとニューヨークに中央発電所を作って電灯照明事業に乗り出している。

この電灯会社は1990年にエジソン系の会社を統合して、「エジソン・ゼネラル・エレクトリック」となり、1992年にはトムソン・ヒューストン・エレクトリックと合併して、「ゼネラル・エレクトリック(GE)」と発展してきた。

GEと言えば経営者の多くが手本としている会社であるが、こうして見るとエジソンも、現代につながる身近な存在として感じることが出来るのである。

<関連サイト>
エジソン電球で電気の歴史を(ギジュツ・ドット・コム)
http://www.gijyutu.com/kyouzai/denki/ejison.html


エジソン炭素電球(東急ハンズ)
http://www.tokyu-hands-shinjuku.com/kenkyu/stf2/stf2_01.htm
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