前々回の”日本のスゴイ隠れ技術ベスト5”の第1位と、前回の第2位、第3位に続き、今回は第4位、第5位の紹介です。

この「日本のスゴイ隠れ技術ベスト5シリーズ」は、『週刊アスキー』(8/16発売号)の「ランキング帝国」との連動企画になっています。そちらも合わせて見て頂けると幸いです。

第4位: 携帯電話の初公開

日本での携帯電話の契約数は9000万弱といったところで、人口普及率で見ると約70%に達する。電話機がこの世に誕生して100年以上たつが、その殆どが家庭や会社等に据え付けられた据置型であった。この10年での携帯電話の普及スピードは凄い勢いだ。

携帯電話が日本で初めて公開されたのは、1970年、大阪で開催された日本万国博覧会であった。入館者は受付で携帯電話(長さ21cm、幅6.6cm、重さ600g)を借り全国に電話することができた。

しかし、この携帯電話は解決すべき技術的課題多く実用化されず、日本万国博覧会と共に終了されている。

自動車電話のサービス開始

日本で移動可能な電話機が初めて実用化されたのは1979年になる。それは日本電信電話公社(現:NTT)により開始された自動車電話である。自動車電話としては、1946年にアメリカのセントルイス市でサービス開始されたのが世界初といわれる。これは手動接続方式で、交換手の助けが必要、ボタンを押している間のみ話すことが出来る、トランシーバーのような内容であった。

その後、技術の進歩と共に小型化、軽量化され、1987年にNTTが日本で初めて携帯電話のサービスを開始した。その後日本移動通信(IDO)やDDIセルラーグループが参入し、携帯電話サービスが本格的にスタートしたのである。

そして次ページのような世代交代が進んできた。