上司の同行であっても、イニシアティブは営業マン(自分)に
2度めの同行は部長にお願いしちゃんとプランを立てて訪問したため、無事収拾をつけることができました。その際に説明、お願いしたポイントは以下の3つ。
・現在の状況
・今回の訪問で描いているシナリオ
・上司に演じてほしい役割
よくよく考えてみれば、1回目の同行は自分のために同行してもらうにもかかわらずプランがなく、甘えすぎていました。入社1年目でしたから、甘えたというよりは右も左もよくわからなかっただけですが……。
同行のシナリオと配役設定は重要
同行において、シナリオを描き、配役をすることは、上司、自分、お客様の三者にとって重要です。同行を頼まれる方にとってもやりやすく、自分の描く着地点に到達できます。お客様も安心できます。だれにとっても一番有益なのです。
そのときの経験を元にそれ以降は、上司であってもクライアントの1人と考えて段取りを組むようになりました。お客様だけでなく社内の人間にもイニシアティブをとることの重要性を感じるきっかけになりました。
もしかしたら、 あなたがシナリオを上司に話した時点で、上司から質問、反論、指導を受けることもあるかもしれません。でも、それこそが学びのポイントですよね。
単に上司がうまく収拾をつけてくれる姿を見るよりも、ずっと勉強になるでしょう。また、上司にとっても自分なりの考察や意見を持つあなたを頼もしく感じ、応援してくれるはずです。上司は本来あなたの味方、ぜひ活用しましょう。