もてなしの店選びって意外と・・・

営業マンってお得ですよね。なぜって、会社のお金で接待することができるじゃないですか?仕事で「もてなし」の経験を積んで学べば、デートでもばっちりキメられるはず。なになに、接待も楽じゃない?では、今回は接待での「店選び」についてとりあげて考えてみましょう。
 


 

STEP1:相手の好みをリサーチする

これは基本中の基本ですね。好きな料理、好きなお酒、好きなインテリア、好きな音楽について調べておきましょう。もちろん同様に嫌いなものについても調べる必要があります。もし、こうしたリサーチができない場合は、相手と店との共通点を探す形で店を探すのもよいでしょう。例えば、九州出身の方なら、九州料理、九州のお酒の飲める店。実家が農家の方なら、野菜料理の美味しい店。海外赴任経験のある方なら赴任先の料理が味わえる店。

共通点探しで店選びをする長所は、会話の盛り上がりが期待できる点です。相手が詳しいこと、得意なことについてに語らせることが出来ますよね 。自分の得意分野について話すとき、人は楽しい気分になれるものです。相手が楽しめる舞台を設定することができたと言えるでしょう。
もし、ゲストが複数の場合は、基本的にキーマンを基準にリサーチするとよいでしょう。

STEP2:候補店のレベルをチェックする

候補の店がいくつか決まりましたか。ではまず、料理や飲み物、そしてお店の人サービスの良さをチェックしておく必要があります。

あなた自身はこんな失敗はありませんか。美味しいと評判の店に行ってみたら、繁盛のあまり料理がなかなか出てこなかった、料理は美味しいのに飲み物のメニューが少なかったなど。あるいは、高級な外観につられて入ってみたら、店員の態度まで高飛車で嫌な思いをしたとか。

ゲストのために選んだ店なのに、店側のまずさでゲストを怒らせる危険は避けるべきです。仮にゲストが気を使ってフォローしてくれたとしても、相手を疲れさせてしまいます。ゲストを疲れさせては、おもてなしとは言えませんよね。

STEP3:変動事項に留意する

【店側】
前々から気になっていたコースを頼もうとしたら、3日前に予約しなければいけないとか。あの上手い料理を頼もうとしたら時期はずれだったなんてこともありえますよね。事前に確認しておきましょう。

【ゲスト側】
好みだけでなく、体調にも考慮する必要があります。例えばお酒の大好きな方であっても、体を壊して禁酒中であれば、お酒の美味しい店につれていくのは残酷ですよね。

【自分側】
ここが一番大切です。今回の接待の目的を達成するのにその店がふさわしいかどうかをチェックしましょう。今回の目的は何でしょうか? 気難しい相手をリラックスさせて、相手の価値観などの情報を入手するため? 普段のビジネスシーンより長い時間を共に過ごして、親近感をアップさせるため? 日頃のお付き合いへの感謝を表して、より深く長いお付き合いをいただくため?

STEP2までで選んだお店はこの目的に合っているでしょうか。
あなたの演出にふさわしいでしょうか?店がにぎやかすぎて落ちつかないということはありませんか?あるいは静か過ぎて気まづくなるなんてことは? 上品すぎてゲストが窮屈な思いをするなんてことは?

お店の状況、ゲストの性格等をより何度もイメージしてみましょう。

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