なぜ、時間効率がここまであがるのか?
もちろん、おこなう作業によって時間効率の伸び率というのは様々です。しかし、私が体験しているかぎり、すべての作業で時間効率がアップしています。
実は、私はこういった時間効率のアップを目的としてキッチンタイマーを使い出したわけではありませんでした。ただ単に、自分が各作業にどれくらいの時間がかかっているのかを正確にはじき出したかっただけなのです。
しかし、結果的にはこのようなことになっています。なぜ、キッチンタイマーを横に置いただけで、時間効率があがるのでしょう?結果論的ではありますが、理由は2つです。
●集中力アップ
キッチンタイマーを置き、短時間の間で作業するように、自分を追い込みます。それにより、漫然・雑然と作業をおこなうのではなく、一気に集中力がつきます。
私の執筆の例を再度持ってくれば、それまでは作業の途中でメールチェックをしてみたり、ちょとお茶に立ったりしていたのが、それがなくなりました。
ある作業をするときは、その作業だけに全意識を集中する。集中力はどんなマシンにも負けない加速装置なのです。
●リミット設定の威力
リミットを設定すると、頭が自然とその時間内に終わらせる方法を考え出します。たとえば、ある作業を20分で終わらせようとリミット設定をしたら、その時間内で終わる条件が自動で出てきます。
「この時間で終わらせようと思ったら、文献を調べるのはパスだな。それは次の作業にあわせてやろう」
などなど。言い換えれば、頭が『一番効率的なルートを探す』という感じです。そのトリガーになるのがリミットの設定なわけです。
キッチンタイマー使用上の注意
このような2つの理由から時間効率があがると考えられます。でも、結局のところ理由はどうでもよいのです。単に「キッチンタイマーを横に置けば、なぜか時間効率があがる」ということさえ知っていればよいわけです。エンジンのしくみを詳しく知らなくても、車は運転できますよね。それと一緒。
さて、このキッチンタイマーですが、ひとつ使用上の注意があります。
特にオフィスで使う場合は、ピピピ・・・という音が他の方々のお仕事を邪魔してしまう恐れがあります。だから、できるだけ音の小さなものを選びましょう。
理想で言うと、キッチンタイマーの裏のフタを開けて、スピーカーにつながっているケーブルを切ってしまうとよいでしょう。音がでなくなります(とは言いつつも、この作業に多くの時間を使うのはバカらしいので、すぐに出来そうな方にだけオススメします)。
優れたツール、キッチンタイマー。お持ちでない方は、今すぐ百円ショップに行って、キッチンタイマーを買ってきましょう。この百円の投資効果は計り知れません!
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