提案書がいまいちなときは・・ |
・時間が無いから強引に仕上げたけど、もうちょっと体裁を整えたい。
そんなことってありますよね。今回は、提案書の速攻改善ワザ(ビジュアル編)についてご案内します。
速攻ワザ1:一文をスッキリさせる
よくない提案書の代表例は、だらだらとした文章が多いこと。あなたの提案書は大丈夫ですか?改善策は以下の3つ。
●一文を短くする
「句点=、」ではなく「読点=。」で区切るようにしましょう。
悪い例:「この新技術の導入により、○○時間が30%削減され、それにより、稼働率も20%向上しました」
上記の文は2つに分けることができる。
改善例:「この新技術の導入により○○時間の30%削減に成功しました。
稼働率も20%向上しました。」
●過剰な敬語を削る
●体現止め(=名詞で文章が終わる)をところどころ用いる
敬語や丁寧語を用いるかどうかは、お客様層や社風によるかもしれません。
しかし、ところどころ体言止め(=名詞で文章が終わる)を用いると文がすっきりします。
改善例:新技術導入で○○時間30%カット!→稼働率も20%アップ。
速攻ワザ2:ナンバリングを明快にする
ナンバリングとは、各項目を区別するためについている数字です。これがない人が意外と多い。あなたの提案書をナンバリングが出来ていますか?
●目次全てにナンバリングする
例:
1.弊社新商品Aのご紹介
(1)コンセプト
(2)特徴
(3)導入の効果
上記の例でいうところの(1)、(2)を「 ・ 」で済ませてしまうと、目次の役割を正しく果たすことができません。次項目と合わせてご説明します。
●ページタイトルと目次を一致させる
なぜだか、目次とページタイトルが微妙に異なったものをよく見かけます。ページタイトルを書き直しをしているうちに、目次に修正を反映するのを忘れてしまうのでしょうか。
ナンバリングされた目次とナンバリングリングされたページタイトルが正確に一致していればこそ、正しい目次の役割を果たすことができます。例えば、目次から各ページに飛ぶのも簡単です。また、各ページから目次に遡って、どういう流れの中にこのページがあるかが理解しやすい。前記のようにナンバリングをせず、目次で「・」を用いてしまうと、ページタイトルから、目次へと遡って、現在ページの位置を知りたくても探しにくくなってしまいます。