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失った信頼を取り戻す4つの方法! 信用を取り戻すには

「このままではあの人の信用を失うことになる……」こんな事態に遭遇したとき、あなたならどうしますか? 信頼回復のために謝罪や反省の気持ち・原因等を伝えることと、相手との関係性・失った信頼を取り戻す方法についてご紹介します。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

失った信頼を取り戻す方法とは? 信用・信頼回復への道

失った信用はこれで回復できる

失った信用はこれで回復できる


これまでの信用を一瞬で失ってしまうかも…。そんな恐怖の瞬間を、あなたは感じたことはありませんか? 例えば、恋人との大切な約束をやぶってしまった。例えば、明らかにこちらのミスでお客さんに迷惑をかけてしまった。

例えば、上司の期待を裏切ってしまった。正直に言いますと、私は今申し上げた3つ、すべて経験したことがあります。

本当に怖いですよね、こういう瞬間って。なんとか最悪の事態を回避すべく、リカバリーしなくてはならない。では、どうやって? 今回は、そんな「失った信用を即効で回復する4つのコツ」をお伝えしたいと思います。
 
<目次>
   

信頼回復方法1.謝罪の言葉・反省の気持ち・原因・対策の順で伝える

信用を失うようなことをしてしまったのなら、まず謝る。何はともあれ、そこから始まります。とにかく謝る。「ごめんなさい」とか「スミマセン」とか言って、真摯に頭を下げることです。 次に、「悪かった」と思う気持ちがいかに強いかを伝える。

今回の件で、自分もいかに胸を痛めているかを伝える。この「謝罪の言葉」と「反省の気持ち」が最初に示すべき相手への誠意です。この誠意から伝えていくのが正しい順番です。 そのあとにはじめて、なぜこんなことが起こったのかという原因だったり、それに対する対策を話します。

よくやってしまう間違いは、言い訳から入ってしまうというパターンです。「自分は悪くない!」ということを言おうとしてしまう。 しかし、これでは相手の心情を逆なでしてしまうだけ。

ここはぐっとこらえて、謝ることから始めましょう。たとえ、それが完全に相手の誤解だったとしても、誤解を与えるような状況を作ってしまったことだけは、間違いないのですから。
 

信頼回復方法2.相手とのコミュニケーションのタイミングを図る

「しまった!」と気づいたら、とりあえず真っ先にコミュニケーションをとりましょう。気まずくて、連絡したくない気持ちはわかります。しかし、時間がたてばたつほど、事態は悪くなるだけ。とりあえずすぐに連絡をとろうとする姿勢を見せましょう。

そのうえで、必要に応じて2回目以降のコミュニケーションをとる必要がある場合は、ある程度タイミングを図りましょう。ある程度時間をおくことによって、相手が冷静になるのを待つほうが効果的なこともあります。 「今コミュニケートするのは、最適なタイミングか?」と自分に質問してから、連絡するようにしてみましょう。
 

信頼回復方法3.対面・電話・メールなど伝える方法を使い分ける

どんな方法で相手と接触を取るかも、非常に重要な選択です。対面で話すことはもちろん、電話をつかったり、メールを使ったり、手紙を使ったり、方法は多数あります。 多くの場合、電話よりは対面のほうが誠意が伝わるし、誤解も少ないでしょう。

メールよりも手紙のほうがよいでしょう。でも、対面と手紙はそれぞれ、良い点があります。 手紙は、書く側も落ち着いて言葉を選びながら書くことが出来るので、「つい言ってしまった」というような失敗は少なくて済みます。また、読む側も非常に冷静に読むことができます。あまり手紙というメディアを使っていない方には、ひとつオススメの方法です。
 

信頼回復方法4.「そこまでしてくれるの!」と恐縮されるまでやる

謝罪の気持ちを伝えることや、具体的にかけてしまった迷惑へのリカバリー策を、とことんやりきることです。どこまでやるか? 相手のほうが逆に、「そこまでしてもらって、恐縮です」と思うまでやる。 こちらのミス・不注意が発端となっているわけですから、やってやりすぎるということはほとんどありません。とにかくやりきる。やりきるとどうなるか? 相手の中であなたに対する信用が変わってきます。「ミスはするかもしれないが、最終的になんとかしてくれる人だ」と、別の形での信用が出来上がってくるのです。
 

信用を取り戻すには時間と労力がかかる

「失った信用を取り戻す方法」を述べてきましたが、、やはり最低限の時間と労力はかかります。あっさりと言い回しだけで信用を回復することは難しい。相手もバカではないので「この人は口だけか?」というのを見ているからです。

だから、信用を失ったときに、それを元の状態にするには、それ相当の労力がかかるのです。その労力は、信用を失わないための労力の数倍・数十倍でしょう。 だから、なによりもまず、相手の信用を失わないように、そこに力を入れていきましょう。

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